見出し画像

【俳句】晩夏・初秋の五句

世に響く蝉の声こそ警鐘か

ひぐらしよ宛名滲んだ茶封筒

うつせみをしずくといだく野の草よ

薬飲む喉もとの汗ひとすじよ

秋蛍しゅうけいよ月にも太陽にも媚びず


俳句は私にとって、振り向いてもらえたと思ったらするりとすり抜けていく、気まぐれな猫のような存在です。

思うままにならないからこそ、愛しさが募るのかもしれません。

今回のメンバーシップ句会は、晩夏から初秋の季語での作品を投句しました。句会の皆さん、いつもありがとうございます!引き続きよろしくお願いしますー。


夏風邪がやっと完治しました。咳も治まり、声もスムーズに出せるようになりました。これで、職場の電話に出なくていい口実を失いました。うう……。

でも、健康には感謝です。

記事をお読みくださり、ありがとうございます!もしサポートいただけましたら、今後の創作のための取材費や、美味しいコーヒータイムの資金にいたします(*‘ω‘ *)