短歌 夏02 十首 27 笹塚 心琴 2017年7月23日 12:47 天国に一番近い時期だから互いの鼓動 確かめ合おう アイスティー汗をかいたら君が泣く終わりを知った蝉どもみたい 切なさは削ぎ落とされてやわ肌が黒ずんでいく露骨な季節 青々と桜の葉っぱがざわめいて春が逝ったと人に知らせる 干からびたミミズに水をふりかけてはしゃぐ幼児の命の重さ もうずっと波打ち際で待っている君が溺れてこちらを見ること 太陽の力を借りて挑んでもあなたをチェックメイトできない 猛暑では1+1も間違える狂うくらいがちょうどいいのだ あまりにも陽射しが強いものだから欲望と書きときめきと読む 目の前で帯を緩めた君のこと夏が過ぎても許さないから #note短歌部 #文縁の友 #チャレンジ中 ダウンロード copy #note短歌部 #文縁の友 #チャレンジ中 27 記事をお読みくださり、ありがとうございます!もしサポートいただけましたら、今後の創作のための取材費や、美味しいコーヒータイムの資金にいたします(*‘ω‘ *) 記事をサポート