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恋する星

詩を詠みたいなぁと思う夜ほど
あなたに焦がれる時は無い

閉じた詩集の隙間から
詩人がひょっこり顔出して
片目を閉じてそそのかす

見上げた月が笑ったから
ずっと温めてきた想いを
引出しからそっと取り出して
今から届けに伺います

愛情ならば無添加で

薄光に浮かんだ街は二人模様
月が甘く溶ける夜に
駆け出す夜道にハナイバナ
花びら染めて照れていた

今宵、世界は月に恋をするでしょう

そして
私の中に渦巻く期待と不安は
ただあなたの笑顔に平伏するでしょう

#詩 #現代詩 #コラボ大歓迎

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