見出し画像

短歌 日常02 十首

帰り道 二つの影が街を染め
平和の意味を知らせる日暮れ

食卓に並ぶレトルト食品は
頑張っている二人の証

出張や残業続きの君には
「わたし成分」が足りていない

眠たくてこぼした涙 誤解して
ごめんなさいと正座する君

雨の日もあった嵐の日もあった
なんだかんだで一緒にいるね

優しくて不器用なこと誇ってよ
私が笑える理由なんだよ

記念日にケーキを買って帰る君
待って記念日いくつあるんだ

すれ違いそれもたまには悪くない
そばにいるからすれ違えるよ

君がもしいなくなったらこの世界
黒の組織に壊してもらう

#note短歌部 #文縁の友 #チャレンジ中

記事をお読みくださり、ありがとうございます!もしサポートいただけましたら、今後の創作のための取材費や、美味しいコーヒータイムの資金にいたします(*‘ω‘ *)