見出し画像

一富士茄子牛焦げルギー~答えは本のなかにある

目指せ!【フリーカウンセラー】

今年こそは年賀状を書くぞ、とスマホにある家族の写真を見てたら、毎年こどもの誕生日に行く“おもちゃ王国”の集合写真になることが判明いたしました。
※わたしたち家族がおもちゃ王国のパノラマになったことあります!

今日は本の紹介をします。

一富士茄子牛焦げルギー

たなかしん

大阪出身、明石在住の絵本作家で今回は小説を書いてます。
たなかしんくんと出会ったのは…15年くらい前になるのでしょうか。
地元の喫茶店の片隅で絵本とアクセサリーをテーブルに並べて販売していました。
絵本はダンボール紙を切って作った手作りのもの。
それからじぶんの工房兼店舗を設け、香港で絵本の出版が決まったのは知ってましたが、だんだんと疎遠になってしまいました。

12月某日、Facebookの友達の情報より、たなかしんくんが個展を阪急うめだでしていることを知りました。

阪急!?
しかも、大阪のど真ん中のうめだ!?
えらいこっちゃ!

迷わず大阪に向かい会場で10年ぶりくらいにたなかしんくんに再会しました。
割りと近所に住んでるのに、わざわざ大阪まで会いに行くなんて 笑

サインをもらうために行ったのに、わたしの方がたくさん話を聞いてもらってましたね。
※そのために行ったのかも知れない

そこでサインしてもらった本が、

一富士茄子牛焦げルギー
BL出版

「いちふじなすうしこげるぎー」
と読みます。
この題名だけじゃ、なんのこっちゃかわかんないですよね。

わたしは帰りの大阪→明石までの電車で読破しました。
馴染みのある関西弁のやり取りで、めっちゃ読みやすい!
でも深みがあるというか、懐かしくしっくりくる。
ノリつっこみでいう、つっこみまでできてるから行き詰まらない。
「そや、そや」
と相槌ちを打ちながら読み進む。
読み終わっての感想は、

登場人物のひとりひとりがあまりにも人間くさい

これが第一印象です。
どこにでもいるような平凡な人たちなのに、誰かの特別な人。
その人をじぶんのどこに位置づけるかが大事な気がしました。

はじまりと結末でぼくとおとんの生活はなんら変わりはなかったけど、変わらないことも大切。
現状維持することでも必要なことがある。
この出来事はふたりの心のなかに生き続ける人がいることの、確認作業だったのかなと思いました。
その作業中の心の動きや葛藤はすごく共感できて、まるでわたしの身内の人のような錯覚にもなりました。
めっちゃ破天荒ですけどね。
それは読んでからのお楽しみです!

し か も

劇場で舞台化されます!

な ん と

生瀬勝久さんですよ!

すごくないですか!?
もう、おとんぴったりハマリ役です!
こっちも楽しみです。

今日はOFFの日。
予定もないので読書デイにします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?