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「叱らない」が子どもを苦しめる〜オヤモコモまるっと

走れ!【フリーカウンセラー】
やっぱりこどもといっしょにコナンの映画観ればよかったなと後悔してます。
※スタバで終わるの待ってる

「叱らない」が子どもを苦しめる
薮下遊/髙坂康雄

ようやく読破しました。
わたしがこの本を読むきっかけは、公認心理師受験でよく観ていた和光大学の髙坂先生のYouTubeでした。

※今は見れません
そこで初めて聞いた【万能型不登校】というワード。
薮下先生はスクールカウンセラーで、これまでみられたこどもと保護者の関係を「叱る」(押し返し)から見立てをされています。
詳しい内容をわたしからお伝えするには拙すぎるので、ご興味のある方はぜひ本をご覧になってください。
ただ言えることは、

こどもの成長をケアするには
社会の変化によって変えていくことが大切

と感じました。
以前は「褒めて伸ばす子育て」が唱えられていました。
それは自己肯定感を伸ばすことにもつながり、現代でも利用されています。
こどもができたことは褒めて、できなかったことはもう扱わない。
今や【不登校】はポピュラーになってきて、クラスに2〜3人はいると言われています。
これまで【不登校】は学校の重大問題として、教員たちはどうにかして学校に来させようと努力してきました。
今は適応指導教室やフリースクール、フリースペースができてきました。
昔と比べ「学校に行きたくなければ行かなくていいよ」というスタンスが市民権を得ています。

別に、褒めたり許容することで不登校を増やしたわけではありません。
無理やり行かせるより、こどもを責めず人権が守れる。
なにより、苦にして命を落とす結末を回避できるのであらば断然いいです。

では、【万能型不登校】とはどういうことでしょう。

じぶんができることしかしない
優位に立てるものしかできない

そのため学校に行けないこどもがいるとも言われています。
褒めるだけで叱る機会がないと、じぶんのできない部分が見えなくなります。
学校(社会)は集団なので、周りのこどもと違いが出てできないじぶんがよくわかってしまいます。
そして、学校に行けなくなってしまいます。

やっぱり学校に行かせた方が良いのか?

わたしは不登校を否定はしませんが、できれば学校に行けたらいいなと思っています。
でもこどもの成長は一律ではなく、それぞれのタイミングがあります。
この年齢から学校に行くもの、と利便性のために設定されているだけです。
勉強をしたり、他の人と交流を持つ機会はいつかきます。
それが学校でないだけ。

でもご家庭で親子だけの世界ではしんどいときもありますよね。
そんなときは、ぜひ訪問看護もお考えください。
お宅でお話をお聞きしたり、リフレッシュやお役に立つサービスを紹介できるかも知れません。
よろしければ、わたしにもお話くださいね✨

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