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生きづらさを生きてくって、みんな生きづらいんだよ

走れ!【フリーカウンセラー】
夏休みはなぜかわくわくするのです。
※じぶんには休みないくせに

生きづらさを生きていく

この広告を覚えていらっしゃいますか?
法務省が出したポスターですが、わたしも駅のホームで見ました。
見つけるまでにXで話題になっていたので存在は知っていました。

生きづらい当事者は?

精神障がい、身体障がいを持っている方たちのことでしょうか?
障がいなくても増税、低所得、いじめ、ジェンダー問題、育児の悩み、会社での人間関係、老後の不安。
この生きづらい要素は、だれにでも当てはまるような気もします。
このポスターは生きづらい社会を健気に生きていくことを美化し、不変だということを前提としているため、非難されたのでしょう。

みんな生きづらい

程度にもよると思いますが、みんな楽して生きていませんよね。
わたしは“努力”は当然あるものとしていますが、努力しても報われないこともあります。

どこで生きづらいのか

まずは、社会全体に行き渡る普遍的な生きづらさを解消してほしいです。
生きづらさの問題は、家庭内で解決・軽快するのは難しいものです。
そして現代は地域とのつながりも希薄となり、家庭という単位が浮き彫りにされています。
また、家庭内では生きづらくないのに、社会に出てから生きづらくなったという話も聞きます。
それならば、その社会をどうにかしないといけなくないですか。
なのに、「生きづらさを生きていく」ってじぶんでどうにかして下さいと、押し付けているような気もします。

寛容な社会を

あなただけじゃなく、じぶんだって生きづらいんだから甘えるな。
ではなく、
だよね、みんな生きづらいよね。
じゃあ、ここは大目に見よう。
とか、
そんなふうに思えればよくないでしょうか。
ちょっと見方を変えれば、生きづらさも変わるかも知れませんね。
そして、社会とつながることで少しでも生きづらさを分かち合えたらいいなと思います。

あなたは?
どんな、社会に変えたいですが?よろしければわたしに教えてくださいね✨

・・・✿・・・✿追記✿・・・✿・・・✿・・・

ポスターの発行元は厚労省だと思っていたため、生きづらさを障がいのある方とみなしていました。
法務省だと教えていただき、法を犯した方の生きづらさのことを指しているのだと知りました。
ポスターの趣旨とは違う内容になってしまいましたが、だれもが“生きづらさ”を抱えていることについて思ったことを残しておきます。

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