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動画編集とは

今回の記事では、初心者の方向けに動画編集のやり方の概要と基本的なステップを解説します。

1.動画編集とは?

動画編集についてご存知ですか?
動画編集とは、撮影した映像などの素材をパソコン上でつなぎ合わせたり加工したりしながら、適切な形で編集していくことです。

テレビCM、YouTubeに掲載するプロモーションビデオ、またlnstagramやFacebookに掲載する広告動画など、さまざまな形のアウトプットがあります。

2.動画編集に必要なものとは?

まず必要なものは、パソコンやスマートフォンなどの端末と編集ソフトです。

・パソコンについて
動画編集は処理が重たいので、パソコンのスペックは良いほうがいいのですが、その分コストも高くなります。

動画の編集はファイルを読み込んだり出力したりするため、容量が必要になります。空き容量が少ないと、パソコンの動作スピードが遅くなってしまうため注意が必要です。

・編集ソフトについて
ソフトの選び方ですが、パソコンのOSの種類によっては使えない場合があります。

例えばAviUtiという動画ソフトはWindowsOSに対応していますが、macOS(アップル製品)には対応していません。

自分が使おうとしている動画ソフトは現在のパソコンが対応しているどうか、確認をしましょう。

そして、動画編集ソフトには、使える機能や編集の操作方法にさまざまな違いがあり、価格も無料のものから有料のものまで幅広くあります。

動画のカットやテロップ挿入だけであれば無料ソフトで十分ですが、機能が簡易的だったり、ソフトのロゴが強制的に挿入されたり、開発がストップしていたりと、機能性が悪い事もあります。

有料ソフトは、毎年バージョンアップを重ね、年々良いソフトになっていく傾向があります。

サポートも充実していることが多く、さまざまな機能を搭載しています。
制作したい動画がホームムービー程度であれば、無料ソフトでも十分でしょう。

もう少しステップアップしたい方、プロを目指す方は、その用途に合ったソフトを選ぶようにしましょう。  


3.動画編集の流れ

3-1.端末とソフトの準備
パソコンと編集ソフトを用意しましょう。それらについては、前項で述べた通りです。

3-2.動画や画像のアップロード
お手持ちのパソコンに編集ソフトを入れます。
最初にすることは、ムービーを作るにあたり必要な動画素材を動画ソフトに読み込ませる、つまり、アップロードすることです。

動画がパソコンの中にあるだけではダメで、素材をソフトに読み込ませて始めて編集が可能になります。

動画以外にも、使いたい音楽や画像があれば、すべて読み込ませておきましょう。

3-3.素材のトリミング
アップロードされた素材を繋げて一つにしたり、逆に不要な部分を切り取ったりします。

動画の一部分だけを切り出して、繋げることによって徐々に動画としてまとめていきます。

初心者は、加工や合成といったことは気にせず、まずアップロードした動画を切ったり貼ったりできるようになることが大切です。

3-4.装飾
動画素材のつぎはぎができるようになったら、次はそれぞれの素材にテキストや飾りをつけましょう。

動画やオーディオにつける特殊効果である、「エフェクト機能」を使うことによって、動画としてのクオリティをより高めることが可能です。

目的によっては、さらにわかりやすく動画の中身を伝えるために装飾をつけることで、目を引く動画に仕上げることができます。

動画の内容を要約したテロップを挿入、動画の切り替えをアニメーションで行う、主音声の裏でBGM・効果音を入れるなど、余裕があれば工夫を凝らしてみましょう。

3-5.出力
最後に作った動画を出力して終わりです。
動画には様々なファイルの形式があります。例えばWindowsであれば、マイクロソフトが開発した「AVI(.avi)」、Macであればアップルが開発した「QuickTime(.mov)」です。たいていの場合、出力した動画をもう一度編集し直すことはできないので、注意しましょう。