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プラダを着た悪魔

プラダを着た悪魔
The Devil Wears Prada

The Mentalist


アメリカで流行っている“The Mentalist”の紹介を見て
遅れること何年、D-lifeとAmazon Primeでようやっと
“The Mentalist” 全部見ることができた。

次は何のドラマを見ようかなと…Simon Bakerの出演作を検索すると
2006年の映画 “The Devil Wears Prada” (邦題:プラダを着た悪魔)と出てきた。
確か当時この映画見たことがあるはずだけど、
“The Mentalist”見始めた時、
に既視感まったくなかったなぁ・・・。

“THE BLACKLIST”のJames Spaderは、面影が残ってて
“Sex, Lies, and Videotape”に
「そうそう、出てた!出てた!」と思ったけど。


だから、“The Devil Wears Prada”
どうしても、もう一度見たいなぁといつも頭の片隅に。

***

J-WAVEラジオ

そんなある日、車で遠出した時のこと。
J-WAVEラジオのHoliday Special。
太田シェフの話がおもしかった。
イタリアン・マダムのプライベートシェフをしていた頃の話。
映画『プラダを着た悪魔』のミランダ似の主人の元で働いたのだそう。

んー。それでますます、この映画みたくなる。

(オマケ:ちなみにこのラジオを聴いた時、
 プラダを着た悪魔は、編集長のミランダだと
 思い込んでたけど、ほんとはちがうのね)

…と、月日は流れ、

なんと地上波で
映画『プラダを着た悪魔』を放送してくれた!

***

地上波で映画『プラダを着た悪魔』を放送

以下、見ての感想↓

ふんふん、Simon Bakerは
全く“The Mentalist”とおんなじ。
特に若いかんじでもなく。おんなじ。
“The Mentalist” Final Seasonの続きで映画『プラダを着た悪魔』を見たせいか
もしかして、本当に思ってくれているかもよ?とか思ってしまう。

ふむふむ、
Andyが将来、夢を叶えてジャーナリストとなり、
この本『The Devil Wears Prada』を書いて
成功したのよ、という結びなのかな。

つい自分のことを思い重ねてしまう

2006年、バブル期ではないけれど
今よりも華やかだった時代。
シゴトムシのわか〜い私を思い出す。
いろいろいろいろ自分と重ねて思い出して
いろいろいろいろ考えてしまう。

その頃は周りのスタイリストさんたちコワカった。
ファションファーストみたいな。
あの頃は、萎縮してたけど、
発注主を区別するのは
プロフェッショナルじゃないのだから、
私も萎縮することなかった。

当時の私は、出版社の知人に向かって、大胆にも
「ドラマ、小説より、自分の毎日の方が楽しいよ、
だからSATCとか恋愛小説がリアルじゃない」と豪語した。
知人は半信半疑「それならぜひ書いてみて!」
といわれた。
忘れないうちにまとめたいような気もするけど
あの頃はまじめに仕事に友人に思い迷い悩みしてたから
コメディ調に描いて楽しむ境地にはまだいたらないなぁ。
あの頃の七転八倒ぶりを
映画『プラダを着た悪魔』みたいに
おもしろおかしく俯瞰で客観的に表現することは
自分にはまだまだできそうにない。

***

映画の感想2

Andyは、本当にやりたい書き物の仕事はしていないってことが
いずれしんどくなるポイント、
私はやりたい仕事をさせてもらって、
自分で追い込んでシゴトムシになってたけど。

映画の中で‘アートを超えてる’といわしめた
老舗ファション雑誌 “Ranway”。

神ファンション誌 “Ranway”のためだから、
骨身を削って仕事するのは当たり前という
出版社内の雰囲気。
すごくよ〜くわかる。
そして、今ならこれもわかる。
当たり前で簡単なこと。

「どんなworkも誰ひとりの人生をも犠牲にはできない』

シゴトムシの私ももちろん、あの頃わかってなかった。
Andyの最後に言った信念を忘れてたってことはこのことかな。

Andyは、Mirandaの付き人的なことで過酷な仕事だったけど、
きっとまわりのスタッフ全員、ライター、レイアウト、印刷まで
みんな過酷だったんだろうな。
「神ファンション誌 “Ranway”のためだから」って
一言で。
でも関わるstuffみんな幸せになる仕事の方が、
本当の神雑誌だけど。

洋服の売り方・買い方もかわったし。
オンライン、サブスクで雑誌を読み放題の時代、
今では、どんな雑誌作りに変わったのかな。


楽しいセリフの数々


「”ガッバーナ”のスペルを教えてもらえます?」
ってセリフおもしろかった。
今となっては英人の『香水』のおかげで子供でも知ってるから。

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キャラクターとしては、Emilyが好き。
2006年当時、アメリカに留学して帰ってきた子は
Avril Lavigneみたいなアイライングリグリのメイクだったな。
かわいい!
やりたいことを目指してぶれずに頑張ってる子はいいな。
3時のヒロインがよく真似する海外ドラマの女の子たちの
いじわるセリフがバンバン飛び出て笑えた!
私はわからないけど、イギリス英語がさらにきっつい感じを
出してるんでしょうね。

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Meryl Streepも素敵。
パリのホテルの部屋で素顔のシーン。
体当たりの演技ですごくリアルだった。
Meryl Streepは、私的には、『永遠に美しく…』が
イメージ強い。
『ソフィーの選択』は、本当のその人物のような
ノンフィクションドラマのような感じがする。
まった別人。すごい名女優さん。

Anne Hathawayは、最近これも地上波で見た
『オーシャンズ8』Anne Hathaway役といった感じだったのに
仲間に入ってる!と目玉飛び出したっけ。

話は戻って、
Andyは、Miranda Girl 結局、辞めちゃったけど、
服もあげちゃったけど、
わたしは、しばらく映画に影響されて
ズボラしてた、
意識高い系女子の暮らしやってみたい!

いいじゃない!


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