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2022年1月16日

今日のココ日(ココルーム日記)
ココルームを盟友と思ってくれているラッパーのSHINGO★西成が独立して最初に作ったアルバムとポスターやチラシを持って来てくれた。
SHINGOくんは自分のYouTubeのロケにココルームを時々使ってくれていて、ココルーム代表の假奈代さんともお互いへの信頼とリスペクトで結ばれている。
SHINGOくんが困窮者のための米を3トン以上集めた去年の夏の米カンパライブにはココルームも呼んでもらって、SHINGOくんの呼びかけに応えて集まった強者パフォーマーたちの爆音が響く炎天下の三角公園で、僕たちは来場者たちに無料のアイスコーヒーを配りまくった。
SHINGOくんたちのパフォーマンスは真っ直ぐすぎるくらい真っ直ぐで、不器用で、夏の日差しに負けないくらい眩しかったのを覚えている。
今日SHINGOくんがココルームに来たとき、ちょうどカフェにいた釜ヶ崎のオッチャンたちが「そろそろ死ぬかもなぁ。まぁいつ死んでもええけどな」というような話をしているところだった。
SHINGOくんは、「俺も一歩近づいてますよ」とオッチャンたちに言った。
「10代20代30代はオラオラ行くぜ、まだまだ行ったらんかい!って感じやったけど、40代になってやっと「人生いつ終わってもいいと思って毎日生きてる」って言えるようになりました」
そう続けたSHINGOくん。
「愛100%だけで作ったアルバムです。ココルームにCD寄付するんで聴いてください」と出来たばかりの新作「独立記念日」を渡してくれた。
アルバム制作においては假奈代さんの詩からもインスピレーションを受けたという。
「また時々お茶しに来ますー」とSHINGOくんはこれから配るチラシとポスターを抱えてひとり去っていった。
皆さん、ぜひSHINGO★西成の愛しか入ってない最新作「独立記念日」をよろしくお願いします!
(書いた人:テンギョー)

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現在、ココルームはピンチに直面しています。ゲストハウスとカフェのふりをして、であいと表現の場を開いてきましたが、活動の経営基盤の宿泊業はほぼキャンセル。カフェのお客さんもぐんと減って95%の減収です。こえとことばとこころの部屋を開きつづけたい。お気持ち、サポートをお願いしています