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2022年2月12日

今日のココ日(ココルーム日記)
今日も閉幕直前の大阪関西国際芸術祭に合わせてココルームに多くのお客さんが来てくれた。
北九州でゲストハウスのおかみさんをしていてココルームが気になって来てくれた方や、お姉さんが北海道でフリースペース付きのゲストハウスをしているアートマネージャーの方など、皆さんひとときの滞在だったけれど、深く会話を交わせた出会いが多くあった。
にぎやかだった一日の終わり。
お客さんの対応の合間を縫って夕飯を仕上げたスタッフのふうゆちゃんと僕。
船場エクセルビルの展示会場に行っていたココルームの人たちがそのまま出先で食事を済ませることになり、結局僕がココルームに来て以来、最少人数の二人で食べるまかないご飯になった。
早めにお店のシャッターも閉めて商店街に流れる歌謡曲も聞こえなくなり、互いの白菜を噛む音までがはっきり聞こえる静かな夕餉(ゆうげ)。
夜は浜松から泊まりに来てくれている知人から、彼が取り組んでいる昆虫食や生物多様性についてココルームに戻ってきたかなよさんと一緒に色々と話を聞かせてもらう。
外来種のことに話題がうつり、最後は「よそ者の重要さと危なさ」にまで話が及んで、穏やかだった夜はあっという間に更けていった。
一日ずっと濃いコミュニケーションが続いてふうゆちゃんも僕も心地よい疲れですっかりクタクタに。
明日はいよいよ芸術祭の最終日。
皆さんのお越しを楽しみにしています。
(書いた人:テンギョー)

現在、ココルームはピンチに直面しています。ゲストハウスとカフェのふりをして、であいと表現の場を開いてきましたが、活動の経営基盤の宿泊業はほぼキャンセル。カフェのお客さんもぐんと減って95%の減収です。こえとことばとこころの部屋を開きつづけたい。お気持ち、サポートをお願いしています