2022年4月5日
今日のココ日(ココルーム日記)
今日も皆んなでひたすら釜ヶ崎芸術大学2022年度のパンフレット発送作業に勤しんだ。
今年度、釜芸は開講10周年を迎える。
今年が今までと比べて特別どうということではないのだが、10年の節目に合わせてパンフレットもココルームの思いを込めたデザインになった。
表紙には、ヴィヴィアン佐藤さんが書いた「野垂れ死に」の幟を持ち、釜ヶ崎芸術大学の屋上で青空の向こうを見据えるココルーム代表。
野垂れ死にとは少しどぎつい言葉であるけれど、どういう人生の終わり方をしても悔いのないように、いつかは終わる命を日々ごうごうと燃やしながら、いつだって不確かな「今」の積み重ねを粛々と生きていく、そんなココルームの気概を表した。
中面には、釜芸のこれまでの10年間とこれからの釜芸が向かう先について、假奈代さんの思いが綴られている。
釜芸は、どこへゆくのか。
もっと下へ、下へ。
死者たちとともに、
しみこんでゆく。
野垂れ死にの向こうに。
-上田假奈代-
今年度前期の釜芸は、新講座や復活講座などを用意して、今まで通り芸術大学のふりをしながら、「学び合い」の本質を深掘っていきたいと思います。
釜芸パンフが皆さんのお手元に届くまでもう少しお待ちください。
釜芸の校舎にもたくさん用意してありますので、お立ち寄りの際はぜひお持ちになってください。
(書いた人:テンギョー)
現在、ココルームはピンチに直面しています。ゲストハウスとカフェのふりをして、であいと表現の場を開いてきましたが、活動の経営基盤の宿泊業はほぼキャンセル。カフェのお客さんもぐんと減って95%の減収です。こえとことばとこころの部屋を開きつづけたい。お気持ち、サポートをお願いしています