2022年8月19日
今日のココ日(ココルーム日記)
ワシントン大学准教授でアジア文化研究者・日本語研究者のジャスティン。
ココルームの活動に興味を持って、ここ数年は假奈代さんの論文を英訳したり、ココルームの英語版YouTubeラジオに登場するなど、友情を育んできた。
かつて、取材も大してしていないある海外の研究者が「影響力は小さいが、ココルームは釜ヶ崎のジェントリフィケーションに加担している」という内容の心無い記事を論文の中で発表した時には、ジャスティンがいち早く假奈代さんにその旨を知らせて、対処に尽力してくれた。
2019年にココルームの井戸掘りにも参加しているジャスティンは、今回約3年ぶりの来日となった。
日本のラーメンが大好きだが健康への影響を気にしているようで、「もし明日もボクがラーメンを食べようとしていたら、止めてください」と言いながら、夜の釜芸で美味しそうにインスタントラーメンを啜っていた。
自分を非常に内向的だと言うジャスティン。
「本当はボクは人と会わなくても平気なくらい内気なんです。でもココルームで、色々な人たちがやって来てスタッフさんたちとのオープンで正直なやり取りをしているのを見ていると、ボクもあまり固くならずに安心して自分らしく人と話せます。」
そう言って微笑んだ。
これからもジャスティンとココルームの友情が末長く続きますように。
(書いた人:テンギョー)
現在、ココルームはピンチに直面しています。ゲストハウスとカフェのふりをして、であいと表現の場を開いてきましたが、活動の経営基盤の宿泊業はほぼキャンセル。カフェのお客さんもぐんと減って95%の減収です。こえとことばとこころの部屋を開きつづけたい。お気持ち、サポートをお願いしています