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【呱々の声から、呱々の人へ】ココルームスタッフ募集のための表現を募集

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人はどこから来て、どこへ行くのか。

そして、いま、どこにいるのか。
選ぶ、選ばない、流れにまかせる、流れに抗う、なにも考えない。

無数にある選択肢のまえで、

自分自身の腹の底まで正直にいられるだろうか。


日々は無数の選択肢の連続。

「生きてて良かった」と言えたら、それでいい。

ココルームのあゆみとSEA、そして組織運営、コロナ

ココルームは2003年春、大阪の新世界ではじまり、釜ヶ崎に移転し、平成から令和へと続くへなちょこアートNPOだ。最初の5年間は大阪市の文化事業に参画したので家賃と水光熱費は行政負担であったが、その後は制度活用も委託事業もない。

ほぼ年中無休で、喫茶店のふりを続けながら引越しを3回行い、釜ヶ崎の街を芸術大学に見立て、宿泊業のふりが加わり、庭に井戸を掘ったこともある。

最近は、SEA(ソーシャリーエンゲージドアート)の文脈や共生社会・社会包摂に取り組んでいるアート系団体として語られることが増えてきた。

続けてきた身としては、日々に起こる出来事、出会った人たちへの、応答としてこの場が続いただけで、世の中にある仕事のひとつだと思っている。

スタッフの給与が安いのは問題だけど。

2020年のコロナ下で、「であいと表現の場」を掲げてきたココルームも苦戦した。

新規事業を立ち上げる力はなく、ともかくこれまでの活動をさまざまな人たちに言語化してもらう「誤読・社会的インパクト評価・呱々の声をあげる」を実施し、寄付を中心に呼びかけた。

おかげさまで、クラウドファンディングは成功し、またご寄付や貸付のお申し出をいただき、お金の面では継続への光がさしてきた。
ただ、この間、スタッフ数名が退職した。

スタッフとして働くことの難しさについては、長年ココルームという組織を運営するうえでの悩みである。


「誤読・社会的インパクト評価・呱々の声をあげる」という取り組みの次の目的は、ココルームとともに働く人と出会うことに移行する。


ことばから、人へ。


呱々の声から、呱々の人へ。


そこにお金がついてくることを信じて。

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ココルームスタッフ募集のための表現を募集


このプロジェクトではまず、ココルームとともに働く、の言語化に取り組む。


世の中にむけて、ココルームスタッフ募集のための表現を募集する。


ご自身とココルームの関わりの濃淡を冷静にみつめながら、なぜココルームという場で働くことがおもしろいのか、その肝はなにか、あるいはココルームが変わって、働きやすくなるために、どんな態度やことばを持つ人がいてくれたらよいのか。どんな行動が必要なのか。


ことばだけでなくさまざまな表現形態を募集し、集まった表現を開きながら、このプロジェクトの進捗を公開することを、2021年度の取り組みとして考えたい。


募集して、スタッフだけでなく、釜芸サポートチーム・かまぷ~のような関わり、ボランティア、お客さんとして細く長く、というグラデーションのある関わりがみえることも望む。

この取り組みは、2021年に日本の地方都市で自分の人生の選択肢として「仕事場」「関わりの場所」を選ぶ際の、さまざまな選択肢がみえる瞬間でもあろう。

▪️募集は、こんな感じ

 
ことば、映像やイラスト、漫画、音声、音楽など、いろんなメディアを想定しています。


いただいた作品は、ココルームのnoteやSNS、YouTubeなどでアップし公開します。


リンクを送ってくださってもけっこうです。


ご自身のお名前の明記の有無、本名・ニックネーム・匿名のご判断もお任せします。
作品は、引用や二次使用をさせていただく可能性があります。ご了解をおねがいします。



また、制作にあたり、ご相談やヒアリングを受け付けます。

メールにてお申し出ください。

ご送付先:
info@cocoroom.org

▪️ご参照


これまでのココルームスタッフ募集のことば

2019年
の募集要項

2016年の募集要項

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現在、ココルームはピンチに直面しています。ゲストハウスとカフェのふりをして、であいと表現の場を開いてきましたが、活動の経営基盤の宿泊業はほぼキャンセル。カフェのお客さんもぐんと減って95%の減収です。こえとことばとこころの部屋を開きつづけたい。お気持ち、サポートをお願いしています