マガジンのカバー画像

今日のココ日(ココルーム日記)

285
毎日が人生劇場、ココルームの日々をほぼ毎日、Facebookで投稿しているココルーム日記(ココ日)。ココ日が一番はじめに投稿されたのは2021年11月のこと。それから5ヶ月経った…
運営しているクリエイター

2022年5月の記事一覧

2022年5月1日

今日のココ日(ココルーム日記) 参ったな〜1ヶ月のインターン期間を終えようとラストデイをさまざまな感情剥き出しで迎えるなんて。 昨日はゴールデンウィークが始まったからか商店街にいつも以上の活気が溢れていた。通りかかった人がたまにココルームに入ってきて、立派な自己紹介していったり、ここは何屋だと問うてきたり、やっぱりたくさんの出会いがあったんだな。 嬉しかったのは、けえこさんが土曜日にも関わらずケエコズキッチンを開いてくれたこと。あの筍尽くしのご飯を一緒に作った。おいしか

2022年4月30日

今日のココイチ(ココルームの一枚) 朝、代表のかなよさんが嬉しそうに言った。 「今年は鳥に食べられずに残ってた!」 釜芸の庭の桜になったサクランボ。 一粒食べた釜ヶ崎のオッチャンは、「小学生の頃に学校の裏にあった池のほとりでなってたサクランボの味を思い出すなぁ」としみじみ。 皆さん、良い連休をお過ごしください。 今日のココイチその2(ココルームの一枚) ヴィンテージの時計、塗り上がりました。 でも針の動きがちょっと変?

2022年4月29日

今日のココ日(ココルーム日記) 今日、ココルームに巨大な妄想竹(孟宗竹のことですね)が現れた(もらった)。 皮を剥いたら、一体どんなたけのこになるのだろう… この私、なりたてホヤホヤの中学生探偵山田黒猫がしりたがり屋小学生探偵K君と一緒に、たけのこの正体をあばくことにした! まぁ今回の主役はしりたがり屋小学生探偵K君です。 私は助手。 たけのこはものすごく長くて、きっとでかいたけのこと私達は思った。 バリ パリ バリ パリ  ひたすら剥いても皮ばかり… これ

2022年4月28日

今日のココイチ(ココルームの一枚) 「美味しそうなカレーパンだねぇ」 「ピロシキですよ!」 朝からずっとキッチンで格闘していたインターンのだいちゃん。 カフェとゲストハウスのふりをするココルームのインターンらしく、カレーパンのふりをしたピロシキを作ったみたいです。

2022年4月27日

今日のココイチ(ココルームの一枚) 今朝、スタッフのゲンちゃんが「あれ?こんなのありましたっけ?」と庭で声を上げた。 打ち上げ花火の途中。 (撮った人:テンギョー)

2022年4月26日

今日のココ日(ココルーム日記) ココルーム閉店後の様子を描いていたら発見した。玄関のドアの下の方に矢印が描いてある。この矢印はここに傘立てがあるよ、というのを示しているんだろうか、と思って近づいてよくみると何かが当たってへこんだ穴、だった。矢印に見えただけ。思い込んで見ていることも、近づいてさわってみると全然ちがってびっくりする。 そういえば、ココルームに傘を忘れると、バザーで売られてしまったり、傘立てにささったお客さんの傘も、バザーを見にきた他のお客さんにこれ売り物?と

2022年4月25日

今日のココ日(ココルーム日記) 今日は初夏の日差しの中、萩小の森(オッチャンたちが将棋や囲碁を楽しんでいる小学校跡地の広場)で表現プログラムを開催。 初回の時と同じように、代表のかなよさんがすぐ目の前にいる人たちにメガホンで語りかける。 一瞬ビックリしてかなよさんを見つめるも、また何事も無かったかのようにオッチャンたちは盤上に視線を戻す。 直射日光を避けるため、テントを張って今日の講座の場を作る。 「今日の出逢いを体験する」と銘打たれた講座は、ファシリテーターの岩橋

2022年4月24日

今日のココ日(ココルーム日記) まず今日のココ日を書くために、一週間前の記憶を呼び起こしてみる。 それは2人組だった。1人はクレヨンしんちゃんのTシャツに悟空のズボンを合わせた方で、一生懸命かつ楽しそうにバザー品を見ていた。もう1人は実は前に手のひらサイズのからすのぬいぐるみを買ってってくれた方だった。まっちゃんと呼ばれていた。 バザーからたくさんの品を選んで、そのうちこれとこれラッピングしてくださいと声をかけられた。赤いリボンをかけて渡したらとっても喜んでいた。更に、か

2022年4月22日

今日のココ日(ココルーム日記) お昼時、バザーを見てたおっちゃんから尋ねられた 「くつ下ある?」 「あるよー、長いの?短いの?」 「短いの!最近暑なってきたから」 「これとかどう?短いの4組セット300円」 「これええなぁ〜、200円に負けてくれへん?」 「ごめんな、おっちゃんそれはできひんわ〜、その代わり50円のちょっと長いくつ下おまけでつけとくわ」 「ありがとう、ほな300円で買うわ」 そう言っておっちゃんは自転車のかごにくつ下を入れた。 「服もちょっ

2022年4月21日

今日のココトバ(ココルームのコトバ) 「さぁ、開き直りしましょうか!」(言った人:事務局長) 今日はココルームが釜ヶ崎のコミュニティハブ「ひと花センター」でコーディネートしている表現プログラムの一つ「書のワークショップ」があった。 通常は一人一人が作品制作に取り組むことが多いが、今日は約一年ぶりに合作に取り組むことに。 まずテーマとなる歌を決める。 先生の提案で春を連想させる歌から選ぼうということになり、「北国の春」がテーマになった。 参加者がそれぞれ担当する箇所

2022年4月20日

今日のココ日(ココルーム日記) 毎晩釜芸にまかないご飯を食べに来てくれる通称クマちゃん。 いつも黙々とご飯を食べて静かに微笑んでいるクマちゃんだが、今日はなんだか様子が違った。 いや、出だしはいつも通りの物静かなクマちゃんだったが、話題が北国の人たちと南国の人たちのメンタリティに及んだ時、クマちゃんの中で何かのスイッチが入ってしまったようだ。 新潟出身のクマちゃんは、雪国の大変さが懲り懲りといった感じで、「ボクはもう二度とスコップ持ったり長靴履いたりしないでいいように

2022年4月19日

今日のココ日(ココルーム日記) 今日は路木カフェにお粥を持って突撃した。6人ぐらいのおっちゃんが食べてくれてみんなに美味しいって言ってもらえて素直に嬉しかったなー。 お粥ってシンプルだけど奥が深い。お米の量に対して水や塩をどれだけ入れるかとか火加減の調整とか少し変えるだけで味が変わってくる。今回は塩だけで味付けしたけどかつお節とか梅干しを混ぜて炊いても美味しいかもなー。梅干しと言えば小学生の頃、風邪ひいた時に頭に梅干しをおばあちゃんがはりつけてくれてたけどあれは効果がある

2022年4月18日

今日のココ日(ココルーム日記) 今日は釜芸の合作俳句の日。 釜ヶ崎のオッチャンたちに人気の老舗講座だ。 午後2時のテラスに釜芸おなじみの顔が集まり始めた。 合作俳句は句のテーマこそあれ、上の句・中の句・下の句を別々の3人で出来るだけ自由に無責任に繋いでいく。 なので出来上がるのは大抵がとてつもなくナンセンスな一句になるのだが、この講座の肝は「自分の句を必ず褒めてもらえる」こと。 例えどんなに駄作?であったとしても、自分が指名した人に自分が下の句を作って仕上げた作品

2022年4月17日

今日のココ日(ココルーム日記) 今日は釜ヶ崎芸術大学で週に一回まかないご飯を作ってくれる舞台俳優のケエコさんが、プライベートで釜芸に遊びに来てくれた。 ケエコさんはほとんど視力を失ってはいるが、見たいものに強力な光を当てると見える時がある。 釜芸のキッチン上に強い間接照明があって、それを直接顔に当てるとケエコさんに僕らの顔がなんとなく見えることが分かった。 まずスタッフのゲンちゃんが光の下に立つ。 「あらー、ゲンちゃんって藤子不二雄が描くマンガみたいな顔してんねんな