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大人の思惑通りにいかないことを楽しむ

先回りせず
”ま”を大切にして
子どもの反応を待ってみると

意外なところから
展開があって
ハッとすることがよくあります。

こういうことが育ってほしい
と、願いを持つことは自然なこと。

願いを持った上で
アクションを起こして
どういう反応するのか
一旦観察してみましょう。

それが”ま”=空白を置くこと。

その空白が
子どもが自ら考えたり
行動する力を引き出してくれます。
(自分で魚を捕れるようになるのが大事)

子どもが考える余白を
どんどん作っていきましょう。

そして子どもの反応から
大人が次の展開を
さりげなく仕掛けていく

その小さな積み重ねが
思い通りにならない時に
工夫したり頑張ったり
面白さを見出したりする
心の根っこをはぐくみます。


ひな祭り給食♡カラフルで楽しい♡


先日個人ロッカーの前に
私が座っていたので、
持ち主の子(1歳児)が
荷物を入れれずにいることに
気がつきました。

一瞬サッと場所を譲ろうと思ったのですが

待てよ?

この子が「どいて」って
言えるようになることも大事だな。
って思い直して、

そのままステイして
「どんな行動するかな~」
って、ワクワクして
様子を見守ってみました。


すると・・・

反対側から私めがけて
猛突進してくる存在が。



「○○ちゃんのー!!どいてーーーぇ」

って、別のお友達(1歳児)が
一生懸命、
半泣きで
私に訴えているではありませんか。


笑笑笑!!
そうくるか!!

大好きなお友達が困っているのを察して
全力で助け舟を出してくれていたのです。


「ごめんごめん。教えてくれてありがとう」
って言ってその場を立ち退きました。

その時に持ち主の子に
「邪魔だったね。ごめんね。でも、”どいて”って言っていいんだよ」
と、言葉をかけました。

すると同じ日の夕方に
遊んでいて、(またもや)道を塞いでしまっていた時に

「どいて^^」
って今度は自分から訴えてくれましたよ。

意図しないところで出会えた成長の瞬間に
夕方の疲れが一気に飛んでいきました。


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