『子供の不登校に腹をくくった』腹をくくったとはどんな意味なのか。
息子が不登校になり私は悩み苦しんでいました。不登校になってから数ヶ月後、やっとの思いで腹をくくることができました。
あなたは、腹をくくったと言う意味をどうとらえますか?
①ずっと不登校でも、一生ひきこもりのままでもいいという意味。再登校も社会復帰も諦めること。
今の現状を受け入れ、このまま一生子供が引きこもりになることを受け入れ腹をくくったという意味。
それとも
②このこは大丈夫。この子の力を信じていつか自分で動き出すことを信じる。
今は不登校だけど子供が自分から動き出すまで、どんなに苦しくても辛くても一緒に前を向いて歩いていく。と腹をくくったという意味。
あなたはどっちですか?
私も息子の不登校中に腹をくくりました。
私は息子が不登校になってから数ヶ月後、腹をくくりました。
私の腹をくくったは②の意味です。息子は大丈夫。いつか自分で動き出すと信じました。苦しくても辛くても一緒に前を向いて歩いていくと腹をくくりました。
それにはとても大きな力強い気持ちを持たないとダメでした。そうしないと腹をくくることが出来なかったからです。
この子は大丈夫と毎日のように自分にいいきかせ。この子の力を信じると毎日のように自分にいいきかせ。このこはいつか自分で動き出すと毎日のように自分にいいきかせていました。
今は不登校だけど、昼夜逆転しているけど、ゲームやYouTubeばかりしているけどきっといつか子供が自分から動き出す、そう信じ続けました。
息子は暴言や暴力、物の破壊もありました。私は毎日のように泣き息子を悲観していました。しかし、どんなに苦しくても辛くても一緒に前を向いて歩いていくときめました。
なぜ腹をくくると決めたのか
1つ目は不登校になってからの息子の苦しみを知ってしまったからです。
不登校になってからの息子の状態は酷いものでした。自室にひきこもり、昼夜逆転、ゲームやYouTube依存、暴言、暴力、物の破壊もありました。
そんなことが数ヶ月後続いたある日、息子に言われたのです。『なんで俺を産んだんだ!』『俺なんて産まれてこなければ良かったんだ!』『俺なんていなければいい』と……。
私はあまりの衝撃に言葉を失いました。こんなことを考えてしまうほど息子は苦しんでいたとこの時にやっと知ったのです。
2つ目は息子の人生を諦めたくなかったからです。もし私が諦めてしまったら息子はどうなると思いますか?私は最悪のことを考えました。
母親に諦められたた息子は自暴自棄になり、息子自身が自分の人生を諦めてしまうのではないかと思ったからです。だから私は絶対に諦めたくなかったのです。
腹をくくったらどうなったか
やっぱり私は不安でした。この先どうなるのか、どんな未来が待っているのか毎日不安でしたが、それと同時にやっぱり子供を信じ子供の未来を信じていました。
不思議なものですが【不安】と【信じる】とが私の中で同居していました。でも、そうせざるおえなかったのかもしれません。
まとめ
こうして私は私にいいきかせながら息子を信じつづけました。そうしてしばらくたった頃、息子が少しだけ前進したのです。嬉しかった。
少しだけ前進したら、また後退することもありました。しかし、1度少しでも前進すると息子を信じる力が大きくなりました。
また前進し、後退し……なんどもなんども前進後退を繰り返し歩いていましたが、私の息子を信じる気持ちは日々大きくなっていったのを覚えています。
少し後退しても、次はまた前進するから大丈夫。そう思うようになりました。
不登校で悩む親の手助けをしたいと思い仕事、家事、育児の合間に記事を書いています。よろしければサポートお願いします。