私的ラジオスーパースター烈伝④飯島真理
今回は、文化放送の深夜帯で、一時代を築いたミスDJリクエストパレードの木曜日を担当されていた飯島真理さんです。女性のお歳をかくのはマナー違反かもしれませんが、私より一個上で、その事実が信じられないくらい今も若々しい方です。
ミスDJリクエストパレードといえば代表的なパーソナリティーとして千倉真里さんの存在は忘れられません。
千倉さんは時間を昼帯に移して、2019年現在も、「ミスDJリクエストパレード~8116サンデーアップ!」として放送を継続している、いわば文化放送の顔と言ってもよい方です。
ですが、当時ニッポン放送のオールナイトニッポンやTBSのスーパーギャング(今のJUNK枠)を主に聴いていた私は、あまりミスDJは聞かなかったのです。
しかし、1980年代にいわゆるアニメ関係者がメジャーどころの深夜放送を担当するというのは、極めて稀なことでした。
飯島真理さんのミスDJがスタートした1984年は劇場版アニメ「超時空要塞マクロス・愛おぼえていますか」が公開され、いわゆるマクロスブームが頂点にきていた時代でもありました。
あまりに加熱するブームの影響で、ヒロイン・リン・ミンメイ=飯島真理というイメージが定着し、その中で飯島さんは葛藤を抱えることになります。ついには拠点を海外に移してしまうのです。
そこから様々な出会いがあって現在では、ミンメイを受け入れられるようになった飯島さんは、今もなおミンメイやマクロスと寄り添っての活動もしていらっしゃいます。
さて、文化放送の深夜帯といえばミスDJ~走れ!歌謡曲という流れでした。走れ!歌謡曲は現在もなお同時間帯(深夜3時~5時)で放送されていますが、35年ぶりに聞いてみると、私が若かったころのヒットチューンやアニソンも普通にかかる番組になっていました。
昔だとかかる曲は演歌一辺倒だったのですが、メインリスナー層の変化によって、こちらも様変わりしてきたようです。こう考えていくと面白いものだなあと思いますね。
両親2人の介護を一人でやってます。プロレスブログ「せかぷろ」&YouTube「チャンネルせかぷろ」主宰。現在ステージ2の悪性リンパ腫と格闘中。