草木染ラミーコットンハンドタオルは古代色で命名

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【草木染めハンドタオルラインナップ】
草木染めの染料を独自に組み合わせたり、媒染剤に工夫を施して、通常の草木染めとは一味違うこだわりの色目を仕上がりを実現いたしました。

・緑茶+くちなし少々 色名:山葵色(わさびいろ)
緑茶の出し殻を煮出して染料にしています。緑茶にふくまれるタンニンは渋みの成分で色素としては緑ではなく茶色です。こころばせのハンドタオルでは緑茶とくちなし少々をあわせて染める事で、グレイッシュな淡い緑色になりました。

・マリーゴールド:キク科 色名:胡粉色(ごふんいろ)  
一般的には黄色に染まりますが、前処理なしで特殊な媒染を使用する事で味わいのある白になります。

・くちなし:アカネ科 色名:水浅葱(みずあさぎ)
日本の温暖な気候の地域に自生する常緑低木。主に黄色の染料ですが、
少量の青色要素を含んでいて、今回は青色色素を抽出して染めています。

・ラック 色名:樗色(あふち色)  
ビルマネムというアフリカ・インド・マレーシアに自生する高木の枝につくカイガラムシの体液が樹脂となりかたまったものをラックと呼びます。アジアでは広く染料に使用されていますが、厳密には草木染めというより動物性の染料による染めということになります。
通常黒に染まりますが、木酢酸鉄を媒染に使用する事で紫色になっています。

・ロックウッド+五倍子(ごばいし) 色名:黒紫(くろむらさき) 
ロックウッドの原産地は中央アメリカ。染料、薬用として熱帯地方で栽培されていました。五倍子はぬるでという木の葉にアブラムシが寄生することでタンニンが凝縮され五倍ぐらいに膨らんだ塊のことで、古来より黒色を染めるに用いられてきました。ロックウッドに少量の五倍子の併用により、味わい深い黒紫の色味になりました。

・西洋茜:アカネ科 色名:鴇色(ときいろ) 
南ヨーロッパ、西アジア原産。西欧で古くから染色に使われていました。
媒染を選択することで、茜色よりもあわい綺麗な桜色に染まりした

【天然水と酵素で磨きをかけました!】
ラミーコットン糸は新潟の紡績工場で生産、今治でタオルの製織と洗浄、仕上げを行っています。特に仕上げ工程は今治でも名高い技術とこだわりを持つ(株)河上工芸所さんにお願いしました。写真の河上工芸所の三宅社長はこだわりの技術者。後でご紹介する草木染めにおいてもこだわり満載です。西日本最高峰・石鎚山の伏流水(名水100選)を使用し、一般に使用する苛性ソーダや精練剤などの化学薬品は一切使用せず、天然酵素のみで仕上げています。酵素での仕上げによって糸を痛めることなく、柔らかく、吸水性の良いタオルが出来上がります。

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