前に進めない大きな理由はこれ!
この記事は、副業・起業したいけれど、なかなか前に進めずに気づいたら毎年同じことを言っている。
そんな人に読んでもらいたいと思い書きました。
少しだけ辛口な部分もあるので、メンタル弱くてすぐに凹んでしまう人には先に謝っておきます。
まずはやれることを洗い出す
「起業(副業)したいです!」というわりに
前に進めずに結局毎年同じことを言っている人がいます。
まさにわたしの親友がそうでした。
もう5年近く前のことです。教室の生徒が増えずに困っているというので相談にのったことがあります。
どうなりたいのかと話を聞くと
「もっと生徒さんを増やしたい」
「もっとたくさん稼ぎたい」
「そうすればパートを辞められる」
というのです。
そこで、わたしはこんな質問をしました。
「どんな生徒さんに来てもらいたいの?」
「いくらくらい稼ぐのが目標?」
「どんなメニューがあるの?」
「どうやって宣伝してる?」
そのときの回答は個人情報なので割愛しますが、
親友の希望が少しでも叶えうために
・情報発信をしてみる
・商品の単価を見直してみる
・継続してもらえる商品を作ってみる
こんなアドバイスをしていみました。
でも・だって・だから・どうしようが多すぎるんだよ!
わたしからの提案に対して親友はこう言うのです。
「SNS(情報発信)なんてやったら、
他の先生たちの噂になりそうで嫌だな〜」
「やっぱり単価は安くないと来てくれないんじゃないかな」
「継続はして欲しいと思っているのよ。でもどうしたらいいのかわからない」
「それに、一気にたくさん来たら困っちゃう……」
きっと、彼女のセリフを読んで笑っちゃった人がほとんどでしょう。だけど逆に「わかるわー」と共感された人もいたのではないかと思います。
なかなか前に進めない人は、親友と同じようにいい訳がとても多いのが特徴です。親友を責める気持ちは全くありません。正直わたしも似たような部分があります。
ただし彼女と違うのはパートの収入もなく、養ってくれる旦那さんもいません。「じぶんで稼がなきゃいけない」という気持ちが強かったことです。
大事なのはマインドセット
起業塾やビジネス本でも必ずというほど出てくるのが「マインドセット」という言葉です。
Wikipediaの説明では少し難しいのですが
わたしは単純に「責任」と「覚悟」だと思っています。
以前、経営者の方から
「アロマなんてお小遣い稼ぎの趣味でしょ。うちの嫁もなんか似たようなことやってるよ(笑)」
と言われたことがあります。
(記憶が曖昧なので具体的な言葉はちょっと違うかも……)
言われたときは腹わたが煮えくりかえりましたが、そう言われてしまう原因はわたしの方にありました。
それは「覚悟」と「責任」が足りていなかったからです。
会社員の頃は会社という組織に守られていました。
起業して自力で稼ぐということは、良いことも悪いことも全部がじぶんの「責任」になります。わかっているつもりでも実際の行動が伴っていなかったので見透かされてしまったのです。
やりたいのは趣味のお教室なのか経営なのか?
友人や知り合いに向けた趣味のお教室ならば「できる」と言ったことが実際にはできなかったり、たとえ失敗したとしても「ごめんなさい」と謝れば済まされるかもしれません。
しかし、ビジネスともなれば「できなかった」は許されません。たとえ1円でも支払ってもらったならプロとして責任をもって商品やサービスを提供する必要があります。
いくらでできるのか
いつまでにできるのか
どの程度のことができるのか
お互いに了承して契約するのがビジネスです。
もちろん人間なので「失敗」のひとつやふたつはあるでしょうが、失敗しないようになる努力は必要です。
時間がない
自信がない
お金がない
この、ないない3拍子が揃っているうちはビジネスが大きく成功することはありません。
時間がないと思うときは
じぶんの1日の行動を書き出してみましょう。
必ず無駄に使っている時間があります。
たとえばダラダラとネットを見ている時間や、思わずソファでゴロゴロしながらスマホを触っている時間はありませんか?
自信がないのならば
自信をもてるまで一つのことに集中して本を読んだり、勉強したりしましょう。
「一万時間の法則」の言葉があるくらい、一つのことを積み重ねれば誰でもプロになれます。お金を受け取れないと言う人も自信がないことが理由のひとつかもしれません。
必要なことに使うお金がないと思うなら
それは大して必要なことではありません。
本当に必要だと思ったことならば払えるまでバイトをしたり、貯金を崩してでも手に入れようとするからです。
いますぐ「憧れるのはやめましょう!」
誰もが知っているであろう大谷選手のこの言葉は秀逸です。
どこの世界にも上には上がいます。
憧れの人をモデリングすることは成長するための近道ではあるけれど、憧れの人と同じになっても意味がありません。
それはあなた自信が「お客様のあこがれ」にならなければいけないからです。
一番てっぺんを眺めて「あんな凄い人にはなれない……」と悩む必要なんて1ミリもありません。
わかりやすく言うと、その人は上級者のてっぺんです。
ビジネスを始めたばかりの人は、上級者や中級者のことは考えずに初心者のてっぺんに立てばいいのです。
初心者のリーダーであるあなたに憧れて集まってくる人たちに、今のじぶんができることを精一杯提供しようと思えば「自信がなくて……」とはならないはずです。
まとめ
今回は、副業・起業したいけれど、なかなか前に進めずに気づいたら毎年同じことを言っている人に向けて記事を書きました。
まずはやれることを洗い出す
4Dを言わない
大事なのはマインドセット
やりたいのは趣味の教室か経営か?
いますぐ「憧れるのをやめましょう!」
この5つができていれば、来年の今頃は一歩も二歩も前進しているはずです。あなたのビジネスを応援しています!
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