詩「Secret」

二人だけの あの日の約束

忘れてないよ

どうでもよくなったわけじゃない

足取りが重くなって

首筋がむずかゆくなった

一つの悪い予感

夢の中では救急車が

土砂降りの中の血溜まり遺体

あれは

一つの警告だった

ナース姿で

あなたの前を通り過ぎる

誰にも知られぬよう

会いたくても

会えなかった

しゃぼん玉みたいに

はかない出来事

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