アスペルガーのマイルールは、本人のための分厚い鎧である。
恋愛当初は、独特なマイルールも、自分にはない個性として、恋愛初期フィルターを通して相手をみるため、魅力的にうつるもの。
しかし、恋愛を進めていく中で、そのフィルターは、薄くなっていきます。
相手を知りたいという気持ちが満たされれば薄くなり、やがて知り尽くした上で些細な喧嘩が起こります。
その時期は、お互いの考え方の違いなどを認めて、うまくすり合わせられるかどうかが試されているわけで、とても大切な時期です。
前者も後者も、決して生命の危機があるわけではないですし、テーブルマナーが必須のシーンを除いては自分の好きなように食べたい順番で食べて良いわけです。
また、雨の日に外デートは大変ですし、できれば雨風のあたらない、室内でデートしたいもの。
しかし、室内デートに切り替えてしまうと、綿密に外デートの計画を練っていたのをぶち壊された気分になって、アスペルガーのパートナーは不快感をあらわします。
ではなぜ、そこまで独自のマイルールにこだわるのでしょうか?
なんの根気もなく、マイルールを押し付けているわけではなく、自分が過去に経験した苦い失敗の数々や、ネットや書籍からの様々な論理的な知識に基づいて、マイルールを形成し、相手にも押し付けてしまいがちなのです。
また、アスペルガーのパートナー自身は、自分がわがままであるとか、嫌がらせをしたいからなどとは思っていませんし、正しい知識に基づいたマイルールに従わない相手は損するよ?という不思議な角度からの優しさでもあります。
自分を後悔や失敗から守るための分厚い鎧なのです^ ^
だからこそ、大好きなパートナーにも共有してもらいたかったりして?笑
ですが、いちいち話すたびに喧嘩になるケースが多いですね。
私も経験がありますので、すごーくわかります(^◇^;)
アスペルガーのパートナーは、マイルールがあるものの、一緒にいて飽きないメリットも沢山あります!
サプライズをしてくれたり、子供っぽい部分が見えたときにくすぐられる瞬間がありますからね^ ^
しんどいときは、自分で自分を癒すため、距離を取ることも怖がらずに実践してみてくださいね。
もし、よろしければあたたかいご支援を宜しくお願い致します(๑˃̵ᴗ˂̵)