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マインドフルネスにはどんな効果があるのか?
マインドフルネスで幸せになる!
マインドフルネスで幸せな社会を創る♪
心のトリセツ研究所・精神科医の藤井英雄です。
今日の話題はズバリ!マインドフルネスにはどんな効果があるのかについて解説します。マインドフルネスにはいろんな効果があります。怒りや悲しみ、恐れ、嫉妬、恨みつらみなど、いろいろなネガティブ感情を軽減する効果があります。その結果、私たちを幸せな人生へと導いてくれるでしょう。
そもそもマインドフルネスのルーツはお釈迦さまの悟りの心です。お釈迦さまが四苦八苦に苦しむ私たちを救うために考案されたものですから、効果は保証付きです。
四苦八苦とはこの世のあらゆる苦しみです。この世界は老いること、病に倒れること、死ぬことから逃れることはできないんだ、そしてそんな世界に生まれてくること自体が苦しみなんだ、とお釈迦さまは説きました。つまり生老病死の四苦です。
さらには愛別離苦→愛する人と別れなくてはいけないという苦しみ・怨憎会苦(おんぞうえく)→嫌な奴とも付き合っていかねばならないというくるしみ・求不得苦(ぐふとくく)→ほしいものが手に入らないという苦しみ・五陰盛苦(ごおんじょうく)→自分自身の体も心も思うようにコントロールできないという苦しみ、この四つの苦を生老病死に加えたのが四苦八苦です。
この四苦八苦に苦しむ人々をどうにか救いたい!その願いのこもった教えがマインドフルネスですからこれはもう、効果があるに決まっています。
さらには、西洋医学的にも脳内ホルモンや脳の構造にまで影響を及ぼすと言われています。たとえば「自己制御力」と深く関わっている前帯状皮質が活性化したり、ストレスによって委縮した海馬が回復する、とか、セロトニンの分泌を促す、といった知見が認められています。
2600年も前にルーツがあるマインドフルネスは、メンタルヘルスの効果が認められて、今ではうつや不安障害に対する心理療法に用いられています。またグーグルやインテルなど欧米の大企業の社員研修に用いられています。
さて、このようにネガティブ思考を手放し、ネガティブ感情を緩和するマインドフルネスはストレスがおおい現代社会でも、とても効果が高いのですが、使いこなすにはちょいと練習が必要です。このシリーズで解説していきます。
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