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透明感と浮遊感『misty/Blüe』レビュー
1.promise love
浮遊感と幻想的なサウンドが魅力的なSE曲。
この手のサウンドはお手の物と言った感じで幸也さんプロデュースバンドらしさを感じます。
無線を繋いでいるかのようなエフェクトをかけた語りパート?を入れることにより個性が確立されているように感じました。
まるでSFアニメの導入部の雰囲気を連想させるようです。自分はこの曲を聴いたときにSHARON APPLEの「Information High」の入りの部分を思い出しましたよ!
アルバムの最初…2曲目の前にこの曲を持ってくることで次の曲はどんな曲なのかな?というワクワク感が強まり、尚且つ「PROMISE」との繋ぎも不自然感を感じず、大正解だと思います!
“promise” love ですもの…
(激寒)
2.PROMISE
自分が初めて聴いたARIHITOさんボーカルのBlüeの楽曲です。
初めて聴いた際、イントロの素晴らしさにとても感動したことを今でも鮮明に覚えています。
ちなみに歌が始まるまでに51秒。長めのイントロですが、爽やかでスタイリッシュ、Blüeらしさをしっかり感じられるイントロで完全に利き手の心をがっしり、しっかりと掴んでくるタイプの楽曲です。
正統派な進行のソフビ楽曲らしさを感じながらもメロディラインが個性的で、演奏もかっこいいので、メジャーっぽいサウンドが好きな方にも、少しマニアックなものが好きな人にもオススメ出来ると個人的に思います!
ガチでイントロが好きすぎるので、
Blüe楽曲の名イントロ部門殿堂入りさせたい。
3.MISTY
MVも存在するBlüeのキラーチューン。
バンドサウンドが強めでサビなどでアクセントで入る鍵盤や鳴り物とのバランスが良いです!
歌が始まる前に囁きが入ったり、1番サビ→ギターソロ→落ちサビ→ラスサビの進行など
正にV系ソングのお手本のような構成ですよね!
この曲のギターがむちゃくちゃ好きです!
ギターソロが最高にカッコ良いですが、個人的に推したいのはサビで左右から鳴っているクリーンギターです!注目して聴いてみてください!
Aメロの「痛くて壊れてゆく〜ぅ⤵︎ 」の部分をを家でよくモノマネしています。
ちなみにこの曲のMVのARIHITOさんの美麗さが神レベルで惚れました。メンバー皆さんかっこいいですよね。見たことがない人は見て欲しいです。Blüe、VHSだけじゃなくてDVDも出して欲しかったです…。
4.CHILDHOOD'S END
このアルバムの中で一番しっとりとした曲がこちらの「CHILDHOOD'S END」。
透明感のあるギター、金属的な音を感じるドラム、脳に直接じんわり響いてくるベースが印象的なイントロから始まる楽曲です。
この楽曲の注目ポイントはなんと言っても
「浮遊感」と「ノスタルジー」。
一曲を通して浮遊感のある空間作りが素晴らし過ぎる!ギターの音作り一つ一つにこだわりを感じるし、目を閉じて曲を聴けば、まるで曲の世界の中に入り込んでしまうような壮大さも感じます。
そしてこの曲は是非歌詞に注目して聴いて欲しいです!少年時代を思い出し、そしてもうその頃には戻れないことを歌っているのかと思います。そんな歌詞が今の自分と重なってしまい、
ノスタルジーを感じながら、美しく突き刺さってきます。
しかし、ネガティブな曲ではなく、ラスサビの歌詞なんかでは未来での出会いを想像させるような雰囲気を醸し出していたりしているところが、ファーストアルバムらしさなんかを感じられて、ナイスです。
ARIHITOさんの歌い方がまた強い「情」を感じられるんですよね。どこか遠くを見ているようなAメロ、優しいBメロ、そして力強く歌い上げるサビ…涙が止まりません。
この楽曲、ARIHITOさんの歌声にピッタリだなと個人的に思いました。
この楽曲、最初聴いた時に、どこかTM_NETWORKの曲に近いものを感じました!ミドルテンポな、懐メロぽさを感じさせるような作りがそう思わせるのでしょうか。
アウトロのキーボードとギターの組み合わせが最高です。
個人的にもっと評価されて欲しい、色んな人に聴いて欲しいと思う一曲です。
5.Dear
もし、このアルバムがライブのセトリだとしたら、この楽曲はアンコール的な位置づけの曲だろうなと思っています!
しっとりした前曲「CHILDHOOD'S END」からのラストのこの曲の流れはテンションが爆上がりすること間違いなしといったところで、きっとファンの皆さんもノリノリで咲いたりしたくなってしまうのではないでしょうか。
全体的に疾走感のあるドラムが目立っており、個人的にBメロなんか特に最高で、聴いているとついついリズムを取りたくなってしまいます。
Aメロの低音ボイスから、Bメロ〜サビが高音が目立つ作りになっていて、とにかく気持ちが良いです。その後には定番なイケてるギターソロが来て、まさにV系っぽい構成になっているので耳馴染みが凄い!
この曲は2回目に来るBメロがとても印象的で、存在感がありますよね!
ギターソロ明けの
「I’m just for "Dear" Love for "Dear"」
のフレーズがめちゃくちゃカッコ良くて痺れるし、「lost my memories」の部分が一番のBメロと少しメロディが変わっているのがポイントになって良いですよね!
二番Bメロ後のサビの後に「今 言葉など〜」と
転調する部分が大好きで、その後のラスサビが今までのサビと歌詞が少し変わってるところで「カッケェ〜」となってしまうし、最後の「君の涙色になれ」の部分でまた絶妙にメロディが変わる部分で滝のような涙を流してしまいます。
Blüeの楽曲の歌詞、全体的にスタイリッシュで好きです!
総評
Blüeの「misty」、イントロからメロディやアレンジが秀逸な曲だらけなので初見で掴みが完璧だし、沢山聴いていく度に新たな気付きがあってもっと好きになる。歌詞カードを見ながら聴いてまた好きになる。
メロディアスで正統派。なのにどこかマイナーぽくて癖があって癖になる。
ガチの名盤過ぎます。
綺麗な音やメロディのV系が好きな方、
ソフビ・白系が気になっている方がいらっしゃいましたら、500円を握りしめ、
Blüeの「misty」を買ってください。
刺さると思います。
よろしくお願い致します。
ここまで読んで下さりありがとうございます!また次のnoteでもよろしくお願いします!
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とステッカー!
ディスクの色味が絶妙なBlüeカラー!
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