人生の転換期の期待と不安のテンコモリ。

今日は娘の高校入試（本命）。

いつもより早起きして、いつもより気合い入れてお弁当作って、今、受験会場まで送ってきたところ。

当人は。。。やることはがっつりやってきたっていう自信に溢れ、なんだかすんごくキラキラな笑顔で。明るく元気に「じゃあねー」と車を降りていきました。

これ幸い。中学の間に、これからやりたいことがみつかって、そこに向かって楽しく頑張ってこれた娘。中学の3年間は塾なし。家庭教師なし。勉強は学校と自分自身のみ。

「いってらっしゃーい」と送り出して一人きりの帰り道に、とうとう受験本番までまできたなぁとなんだか感無量。とくにこの1年は、ほんと感心しきってしまうくらい、毎日ストイックに、黙々と一人で受験勉強よくやってきたのよ、この娘。

今日を終えれば後は。

中学卒業式と合否発表を待つばかり。

母は娘が手にした道を歩く準備（資金とか、手続きとか）をするだけ。本命校に受かっても受からなくても。とりあえず滑り止め校は受かっているし、こっちの学校も結構楽しそうだったりするし、本命落ちてもまあいっかってところではある。（でも頑張ってきたから本命受かってほしい〜）

さてはて。娘の受験が終わるタイミングで。

週明けから私も再就職が決まっています。会社員を辞めて１７年ぶりの再就職。

子育て中は、子育て優先しながらフリーランスでわりかしゆるく働いてきたところからの、１７年ぶりに雇用されます。

職種も、これまでの畑とはまったく別畑。

まさか私がこの業界に進むとは…と、その意外さに自分も周りもちょっとオドロキだったりして。

私の人生をいくつかに区分するとしたら、今年は間違いなく「大きな転換期」。

学生卒業して、会社員として働いて。そのあと子育て機関に突入して。フリーランスでぶらりぶらりと働きつつ子育て満喫。子どもから手が離れ始めて、いよいよサード・ステージって感じかな。

３人の我が子達と向き合うことを優先してきたこれまで。

いや〜子育ても、ほんと落ち着いた！　わあわあぎゃあぎゃあ言いながら、いつもテンヤワンヤして大変だった子育て。でもその大変さも今思い出すと、良い思い出でしかない（ちょっとうるる）。むしろ大変だったのも何がどう大変だったのかよく思い出せないかも（笑）。わあわあぎゃあぎゃあありながら、結局のところ、私、かなりハッピーだったのよ。ね。うん。思い浮かべると甘酸っぱい感じ。

さぁ。週明けからは正規職員でフルタイム勤務。

ここから私の中の大きな軸を「子育て」→「稼ぐ（働く）」にめいっぱいシフトです。

「稼ぐ」のも子ども達のためなので、気持ち的には「子育て」ってところは変わらないんだけれどね。

17年ぶりの再就職…。

45歳の再就職…。

フルタイム勤務と家事の両立の不安。

自分の生活リズムがめいっぱい変わることに、きちんとついていけるのかの不安。

新しい職場に馴染んでいけるかの不安。

職種に向いていなかったらどうしようって不安。

考え過ぎて押しつぶされそうになったりしちゃいます。。。

不安も大きい一方で。

新しいステージへのわくわく。

これもまたでっかい〜。

若い頃は、こんな時…。わくわくの方がいつも大きかったような気がします。それってやっぱ何も知らなかったからってことなのかな。人生のアレコレを経験したり見たり聞いたりして積み上げてきた４５歳の今は、正直、不安の方がちょっとだけ大きい。。。

でも。

「えいやーっ！」と飛び込む。

今朝の娘の「じゃねー」ってきらきらオーラを見たら。「いってらっしゃーい」って言いながら、「私も進もう」って心の底から湧き上がってきた。

娘は一人で前に進んでる。

その姿に私も背中をどんと叩かれて。

私も次のステージへ進もう。