【イベントレポート】10月1日に「ドドド!アート!第2回」を開催しました!
土市担当のつぼやま ちかです。
土市は、毎月第3土曜日にあまがさきキューズモールで開催されている「土」をテーマにしたワークショップイベントです。「土をかこみ、土をめぐる」をキーワードに、毎月違う角度から土を知り、感じ、学びます。
そんな土市のスピンオフ企画として、約1カ月間の壮大な連続企画「ドドド!アート!」が9月18日(月・祝)からスタートしました!(皆さん、お分かりかと思いますが、ドドド!のドは「土」とかけています)
この企画は「土で絵を描いたら面白いのでは?」という土市メンバー(主にわたし笑)の発想から始まりました。素敵なご縁がありゲストにお呼びしたのは、土や植物など、自然のものを顔料に作品を生み出すアーティスト・スギサキハルナさん。1カ月間で尼崎にある土や植物から絵の具をつくり、2m×5mの絵を制作します!
全部で3回の企画があり、第1回と第2回では土や植物を集めて絵の具をつくり、第3回では絵を描く体験をしました。10月1日は、ドドド!アート!第2回を開催。
ドドド!アート!第1回の様子はこちらからご覧ください。
https://note.com/coconiaru/n/needd951dd980
第2回のテーマは「尼崎の土を観察してみよう!」。土の絵の具をつくったり、その他に絵の具になりそうな材料を探しに行ったり。まずは、第1回で採取した土をふるい掛けするところからスタート。
ふるい掛けをすることで、細かい石や草などを取り除き、土の粒子のみにします。この過程によって、絵の具が描きやすくなり、土そのものの色が出るように。
約20Lの土をみんなでふるいに掛けます。子どもたちのスピードが速い速い!理由を聞いてみると「泥団子つくるときにやってるから!」と、慣れている様子。予定では1時間かかるはずだったふるい掛けは、30分で終了してしまいました。
土をふるった後は、バケツに手を入れてみます。さらさらひんやりで気持ちいい〜。
時間に余裕ができたので、急遽森の中へ木の実を拾いに行くことに。実は、どんぐりや松ぼっくりからも色が出て絵の具になるそう!
こうして、絵の具の材料になる木の実をたっぷり拾った後は、尼崎の森中央緑地にある「茅葺の民家」へ!
かまどの炭や灰が絵の具になるので、それを採取しに行きます。まず、かまどに火を入れるところから見せていただきました。初めて見る光景に、参加者も興味津々です。木がどうやって炭になり絵の具になるのか、イメージを膨らませます。
茅葺の民家では、虫よけや建物維持のために毎日火入れをしているそう。今回は、その際に生じた炭や灰をいただきました。
さらに、ご厚意で柿渋も!尼崎の森中央緑地では、豆柿という小さくて丸い柿を植えていて、柿渋をつくっているそうです。普段は畑などに撒き、防虫剤として使われているのだとか。名前の通り、匂いがすごく渋い...!尼崎の森では柿渋染めもしているらしく「絵の具として使えるかも?」ということで提供してくださいました。(これがのちのち面白い展開に...!)
この1日だけで、土やどんぐり、松ぼっくり、炭、柿渋の材料が揃いました。果たして、どんな色の絵の具ができるかな?
一緒に絵の具をつくることで、参加者のみなさんのワクワクが高まって来た様子。次回からは遂に絵を描いていきます。
第3回のレポートもお楽しみに♪
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