見出し画像

在宅勤務への道のり

私は製造業の営業アシスタントをしています。

約2週間前の状況

通勤時間約1時間
時差出勤にしたけど9時出勤が少し軽減したくらい
帰りは18時以降はいつもと変わらずの混み具合。

東京に感染者が増えて、もうどこに感染者がいてもわからない状況で、いつ自分が感染するかの恐怖。
何よりも怖かったのは「私が媒体になること」だった。
それは『大事な人を守れない。』という恐怖でもあった。

そんな気持ちがありました。

日々、増加する感染者数にこれは本当にやばいなって思ったとき、頭を切り替えました。

出来ることから在宅でやってみよう。

そう思って上司に相談したら、営業さんが使っていたノートパソコンを使えるよう手配をしてくれた。
一番早いのはデスクトップを家に送ることだと教えてもらったけど、その時には100%は無理だと思っていたから2台使いでお願いをした。

そういうところは意外に柔軟で、発信すれば動いてくれるということを知りました。

在宅で仕事をするにあたり、何が家出できて、何が会社でないとできないかをまとめた。
会社でないと出来ないことは、何故、在宅では出来ないかの理由もつけて、上司に報告をした。
幸い我が家にはプリンターもスキャナもあったから意外に出来ることは多かった。

そしたら、長野の部署が動いてくれて、協力してくれることになった。
システムも整ってくると、もっと在宅で出来ることがあるんじゃないかと思った。
そしたら長野の部署が色々提案してくれて、在宅で出来ることが増えた。

東京に緊急事態宣言が出されて、本社からも在宅推奨の連絡が来て、これはやるしかないって思った。

在宅勤務を始めて2週間経ちます。
正直、2~3日前まで機能していなかった。
減らない業務を回せていなかったし、パニック状態なときもあった。
在宅勤務になったけど、営業さんや他部署からの依頼で疲弊した。

緊急事態宣言のタイミングで、必要書類を家に送った。
週に一度は出社しないといけないかなと思い、上司が出社するときに途中拾ってもらって会社に行きましたが、必要な書類は全部自宅なので、大きなリュックにやりたい書類を詰めて持っていきました。
これが意外に大変なのと時間のロス。
上司は週に一度は出社するというので、必要なものを運んでもらうことにして、私は出社するのをやめた。

まだ微調整は必要ですし、他部署に協力してもらっているので、会社と同じ状況で仕事はできていないけれど、90%位は機能をしています。

これは私の場合で、そうできない人たちがたくさんいると思います。

でも、一人でも、短時間でも、在宅に切り替えられたら接触は少しでも減らせるのではないかって。
どうしても在宅に出来ない人たちを守れる。

そんなことを思い、在宅勤務を決めました。

私がやったことは
◯今の業務の状況を報告する
◯在宅ではできないことを洗いだす
◯それが本当に出来ないか検討する
◯他部署に協力を依頼する
◯上司に相談する
◯やれることからやってみる

私の場合は本社が地方だったのでお願いすることができましたが、本社の機能が止まってしまうとての打ちようがありません。

とはいえ、
自分の身を守れるのは国でも会社でもありません。
自分の判断です。

どうか、自分を守ってください。
どうか、たくさんの選択肢を見つけて選んでください。

私の行動履歴が誰かの役に立てると幸いです。

ではまた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?