なぜ、ココネグループは「お客様」と呼ぶのか
こんにちは。
cocone ONE広報の、あらはま です。
今回は、ココネグループがなぜサービス利用者のことを「ユーザー」ではなく「お客様」と呼ぶのかについて語りたいと思います。
まず私たちが提供しているサービスの多くは「ツール」ではなく、「コミュニティサービス」です。
例えば、メッセンジャーや写真加工などの「ツール」を提供している運営者は、そのツールの使用者のことを「お客様」と呼ぶでしょうか。
きっとあまり呼ばないと思います。
反対に、実店舗がある雑貨屋さんやデパートの店員さんは、買いに来てくださった方を「ユーザー」と呼ぶでしょうか。
店員さん同士の会話中でも「お客様」と呼んでいると思います。
同じようにココネでは、会議中でも企画書の中でも、同僚と話す時でも、サービス利用者のことを「ユーザー」ではなく「お客様」と呼んでいます。
もちろん、マーケティング用語などで数字を見なくてはならない場面で「アクティブユーザーが X名」などという言い回しをすることはあります。
ですが、お客様のことをただ単にデータの一つとして扱うということはないのです。
そして、自分たちの作ったサービスへの愛情がとても深く、なによりも「感性」を大切にしています。
デジタルアイテムだからといって妥協することなく、デザインだけではなく、動き方ひとつひとつにも、かなりこだわって制作をしているんです。
そんな大切なサービスを楽しんで利用してくださっているお客様を、「ユーザー」というワードで括れないということも、ひとつあるかもしれません。
一番サービスを利用してくださっているお客様のことを理解しているのか?
どんな方がどんな時に利用してくださっているのか。
そんなことも知らずに、サービスを改善していくことはできないと考えています。
企画書などを作成する際などに、お客様のアバターのスクリーンショットを一枚撮るにしても、アバターの目が半目だったり顔が隠れてしまったら可愛いショットになるまで撮り直します。
アバターを通して、一人のお客様と向き合っている感覚でいるからかもしれません。
全社員でお客様対応
かつては、企画者・デザイナー・開発者・バックオフィスの全社員で、お客様のお問い合わせ対応をする取り組みもあったほど、全社員でお客様のことを考えました。
オンラインサービスになると、実際にお顔を見て接客するわけではないので、お客様ひとりひとりのことを考えることを忘れてしまう傾向にありますが、私たちはオンラインだからこそお客様としっかり向き合い考えることで、今後も長く愛していただけるサービスを目指しています。
グループ全体を通して大切にしているコト
ココネグループでは、主にオンラインサービスを提供していますが、cocone educationは幼児園「International Montessori Mirai Kindergarten」を運営しています。
ミライキンダーガーテンでも、園児たちを子ども扱いすることなく、一人の「人」として関わるという想いを強く持っています。
また韓国では、若手起業家を育成する「嘉泉ココネスクール」を有名な私立大学の嘉泉大学とともに運営し、世界に羽ばたく人材の育成と支援も行っています。
ココネはグループ全体を通して、「人」を大切にする文化が根底にあるのだと胸を張って言えます。