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ラスト1ヶ月:留学前の自分に送るアドバイス編

留学も残すところあと1ヶ月になりました。
現地の日本学生の友達何人かがストーリーに”One month left”って載せてて、「うっわぁぁそううじゃ~~ん」ってなりました。
良いリマインダーでした。笑

今日はドイツから前ルームメイトが遊びに来たので、ミシガン州 Ann Arborという隣町へプチ散策に行きました。今は深夜なので彼女はSleepingしております。ちなみに上の落書き?は行きの電車で絵しりとりをしたのですが、結果が悲惨だった。。爆笑
行き帰りの電車でジャーナルを書いていて、最近気がついたことたくさんあるなと思い、このテーマで書くことにしました。とても主観的な内容になりますが、ご容赦くださいませ!

留学前の自分に送るアドバイス その1

常に良い人にならなくていい

意地悪になるという意味では決してありません。自分がどう感じるかに耳を傾けてそれを大切にするということです。
でも、友達と自分の周りの人はちゃんと大切にする。どんな相手にも、ちゃんとリスペクトの気持ちを持つ。相手にされたことで不快になったのなら、一旦立ち止まって、相手と自分のバックグラウンドや立場の違いを理解しようとする姿勢を持つ。それでも嫌なら、無理に好かれようとする必要はないと思う。でも、自分がされて嫌なことはしない。
絶対どこかで聞いたことのあるフレーズにはなってしまうけど、やっぱり全員に好かれるというのは不可能。プラス、利害関係の上で成り立つ上辺だけの関係もたくさん存在する。でもそれはそれでいいと思う。全然悪いことじゃない。だって誰しもそういう人間関係を持っているから。
ただ、自分が偽善者になったところで、誰も自分が頑張ってるいい人してることに気がつかないし、誰も褒めてくれない。だから「相手にこう思われてそうだから、こう思われると嫌だから、自分はこう行動する」ではなく、「自分がこうしたいからこうする」って考える。結構、恋愛にも言えることだなって思ったけど(別に恋愛マスターでもなんでもないですよ、、)別に他人の人生まで背負わなくていい。相手は自分がいなくても生きていけるし(だって実際出会う前そうやって生きてきたし)自分も相手がいなくたってぶっちゃけ生きていける。というか相手がいないからといって家族と友人を置いて死ぬわけにはいかないし、生きていかなきゃいけない。笑
だからこそ、自分を気にかけてくれる人や助言をくれる人にはちゃんとありがとうを伝えたいなと思います。


留学前の自分に送るアドバイス その2

迷ったら目的を思い出せ

いざ、学期が始まると体感的には
EXAM、バイト、Japan Club、Quiz、EXAM、Japan Club、バイト、EXAM、PAPER、EXAM !!!!!!!
という感じであっという間に一学期終わる。
でも、友達と遊んだりご飯食べたりプチ旅行したりしたい。思い出作りたい。いろんな経験したい。
こうやって迷ったら、私は「何年後かの自分がこの時間を振り返って、ああいう時間の使い方して正解だったな~と思えるか?」って考えてました。
自分は勉強するために来たのか?人とのつながりを沢山作るため?自分一人でどこまで出来るかを試すため?好きなスポーツを頑張るため?
もちろん大学間協定で来た人は、一番の目的は勉強だ!っていう設定にはなってるとは思うし、それがその人自身の目標とリンクしている場合が多い。けど、何人かの人はそれ以外の”裏目標”的なものを持ってるんじゃないかな?
留学を通して、身についたなって思ったことの一つとして、物事を俯瞰的に、そして長期的に見られるようになった、っていうのがある。目の前のことにいっぱいいっぱいにならないように心がけたり、人生にアップダウンは絶対あるからって、ちゃんと落ち着くようにしたり。
留学中の自分は、何十年もの自分の人生の中の通過点でしかなくて、留学から日本に戻ったからといってそれで終わり、とか、何かがリセットされる訳ではない。だからその経験を長期的に意味あるものにしたい。自分の目的を見失わないようにしたい。

留学に来て、アメリカの人だけではなくて、世界中から来た留学生の人と関わる中で、自分が考えたことのない国のことを深く知るようになったり、その国や言語に対して興味を持ち始めたりした。自分が日本にいたときに見ていた ”海外”、”世界”、”外国”みたいな概念がいかに歪んだものだったのかを知った。私の中ではすごく大きな価値観の変化で、一気に世界が広がったなと思う。ここから、日本はやっぱりいいな、もっとこの国の良さを広めたいなって感じて日本を選ぶことも出来るし、もっと未知の世界のことを知りたい!挑戦したい!ってまた違う日本以外の場所を選ぶ人もいる。私は後者で、この経験をきっかけにさらなる次のステップに進みたいなって感じるようになった。


留学前の自分に送るアドバイス その3

身を置く場所は意識的に選ぶこと

私は、仲良くなりたい!もっと話を聞きたい!と思った友人に自分からアプローチするようにしてた。(日本人かどうか関係なく)
よく留学先で会った日本人とどれくらいつるむべきか問題ってあるけど、私は意識的に違う文化や国籍を持った人と一緒にいるようにしてた。これに関しては自分の意思がすべてを決めると思う。日本人といるのが良いとか悪いとか別になくて、ほんとうに自分の目的次第。
人間関係は身を任せるのではなく、自分がどういう人と一緒にいたいかをいろいろな人と関わるなかでしっかり心の中で決める。9ヶ月間の留学は本当にあっという間で、その中で沢山違う文化を吸収して視野を広げたいって目的があったから、コミュニケーションのなかでストレスはあっても、「それも新しい経験だ」って積極的に楽しむようにする。
なんとなく身を任せて、人の顔色を伺いながら時間を過ごしていたら、後悔するなって思ったから。一方で、日本人の友達や先輩にたくさん助けてもらったことも事実だし、この人すごいなぁって言う人も多く出会えたから、本当に感謝してます。素敵な人ばっかりです。


留学前の自分に送るアドバイス その4

留学中にSNSの留学系アカウントを見るのはあまり意味がない

たぶん留学前で見てた頃の名残で、見るときがあると思うけど、それよりは目の前で起こっていること、自分が経験してることに対してしっかり考え抜くことにフォーカスしろと伝えたいです。笑
この体験記を読んでくださっている中で、これから留学する方がいるかもしれませんが、みんなが同じような留学生活を送ることは決してありません。同じ日本の大学から、同じアメリカの大学に来て、同じ寮の中で過ごしている人とさえもです。(実際に今そうです)
だから、人がすでに経験していることをSNSを通して知りすぎるのは危険なことでもあると思うのです。客観的な事実としての情報と、主観を含んだ個人の考えは混同しやすい。誰かが発信していることが自分にとって成功事例、スタンダードになる可能性がある。
結果、無意識的にそれを再現しようとするようになって、同じような留学生活じゃないと、「あれ、私って上手くいってないのかな」って心の何処かで考え始めて、こんなはずじゃなかったのに。ってなる。別に積極的に自分から話しかけられなくたって、部屋にしばらくこもっていたって、それが自分の正解ならそれを貫けばいい。そうじゃなければ、自分の目的を思い出して小さい一歩でも行動にうつしてみよう。
人は人、自分は自分。ちなみに私は、留学したら自分を周りの人と比べようとしても比べようがないわ、ということで見切りがつきました。笑
何百年後には自分も周りの人もいなくなるから、もっと楽に自然体に笑顔でいよう☺

以上、留学前の自分に送るアドバイス編、でした!
ここまで読んでくださってありがとうございました。





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