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まとまり過ぎた組織の弊害とは

歌って走る人材定着コンサルタントの
ゆっぺです😀

会社で仕事を進めていく上で、
組織のまとまりはとても重要な要素です。

組織のまとまりを高める上では、

共通のビジョンを掲げたり、
同じ時間を過ごしたり、
理念を唱和したり、
あるいは組織の素晴らしさを語ったりと

多くの会社でさまざまな取組みが
行われています。

こういった取組みにより、
組織のまとまりが高まれば
組織の生産性も良くなりますが、

「統率」「独裁」

というレベルに達してしまうと、

「反対意見が言えない」

という弊害が出てくることが有ります。

会議で社長が最初に意見を出したときに、
その他全員が

「はい!社長の言うとおりです!」

と言い、

社長が意見を言わず黙っているときに、
その他全員も下を向いて黙っているか、

バスケットのレイアップシュートのような
"置きに行った意見"
(しっかり情熱を持って頑張ります!など)を
言うような組織は黄色信号かもしれません。

私自身、以前参加した会議で、
会社の社長が

「お前らよく聴けよ…。
 最近流行ってるAIってのはな...。」


「"愛(AI)"なんだよ!!!!! m9( ゚Д゚)」

「はい!!!!!おっしゃる通りです!!!!!!( ゚Д゚)( ゚Д゚)」

というやり取りを、組の会合のような
張りつめた空気でやっている場面に
遭遇したことがあります(/--)/

こういった組織では社長の意見がすべてとなり、
極端にリスキーな意思決定をしてしまったり、

裸の王様のようになり、
時代の流れに乗り遅れたりしてしまうことにも
つながりかねません。

組織のまとまりが高まるとともに
反対意見を躊躇せずに言える環境づくり
についても考えていくことが重要です。

  • 座席の配置に気をつける(ロの字ではなく、島型など)

  • リーダー無しで話し合う

  • まずたくさんの選択肢を出し、一つ一つメリット、デメリットを考える(すぐに否定しない)

  • 批判的意見を奨励する、反対意見役を設ける

  • 外部専門家などフラットな立場の人にも意見をもらう

  • 組織が完璧ではないことを確認する

など、仕組みとココロの両面で
対策を考えてみることをおすすめします^^

本日もお読みいただきありがとうございました。
引き続きよろしくお願いします^^)ノ

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