記事に「#ネタバレ」タグがついています
記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。
見出し画像

オトナ帝国?とニコニコ動画の再起

絶賛、スパムでno+eまで凄いことになってるそうですが、皆様、お元気でしょうか。

サイバー攻撃で旧態依然になったニコニコ動画と視聴者をオトナ帝国って例えるのがトレンドらしい。なんか、好きな作品や界隈を汚されたような、なんと言い表せばよいのか、カメラ内部に水が入って、ピントもなにも使い物にならぬ感じがして。

大好きな作品だからこそ、主題を拾い上げて、攻めの解釈をしてみる。何度か寝たら自ずともやもやが、言葉が、まとまってもうすぐ晴れそう。

オトナ帝国、流石にうろ覚えだけど概要。
違ってたらごめん。(10年単位で見返してない、雰囲気重視)


大人気の遊園地が急に出来た。みさえやひろしに連れられ遊びにいくしんのすけ達、破格でなかなか楽しかった。それ以上に、親たちが夢中になったことに、なんとも言えない感情を抱いたしんのすけ達。帰って来ると、数日、父ちゃんも母ちゃんもぼーっとしている。家事も仕事もまともに行わず、家が荒れていく。

その時、電波ジャックがされて、テレビにあの遊園地の宣伝が流れる。何時何分にお迎えに参ります、との放送。逆光で親の顔が真っ暗で見えない、怒った子供のような雑な扱いをされ、いつもと違い過ぎる状況に恐くなり、しんのすけ達は集まって作戦会議をする、春日部防衛隊ーっ!おー!といつもの掛け声。

放送にあった時刻になった、街宣車がなにやらレトロな音楽を奏で何台もやって来る。

大人たちが急に、しんのすけ達、小学生にも満たない子供たちを残して、軽トラックに乗り込んで連れていかれてしまう。町も真っ暗になった。これが、あらすじだね。(なんか知的風ハット氏の浅井ラムさんの映画紹介みたい)

そっか、動画、引用で貼れるのだった。←おバカ

公式さんが動画を上げてらっしゃると有難いな。。朝日さん凄いの作るよ、本当。

お時間ある人は観てみてね。どれだけ、うろ覚え合ってたかな。。


話を本題に戻すと、ニコニコ動画が休止に追いやられ、有料含む3日で1スタッフが自主的に作った最低限の仕組みで、人気だった動画を観られるように公開したニコニコ運営さん達。面白さが分からないものに夢中になる上の世代を揶揄した、現代のオトナ帝国っていう表現。

ネタバレを避けたいから、婉曲的にいうけれど、ボロボロになる必要はない、自由で楽で自分たちだけが愉しい………安らぎ? それを求めるだけでいいじゃないか? そんな悪役の思惑と圧倒的な技術力に対し、しんのすけが立ち向かい放った言葉は――本当に色んな物の見方に通ずる、心の礎になってくれる良い作品なので、気になったら本編も見て下さいね。誰にも郷愁はある。

元ガイナックスの代表で、映画など他作品の含蓄や見方を公開してくれている岡田斗司夫さんすら太鼓判を押しているので、………脱線ごめん。

世代間交流をせず同じ世代だけで閉じる。オトナ帝国だって発した側も、傍観者のつもりだけど、油断するとその輪の内側、どころか中心、ケン側に立つことになるんだよ。ジェネレーションギャップの怖さを仔細にくり抜いた至極のホラーだよ、この作品は。


いまの小中学生で、クリアして飽きたり、ゲーム機を買えなかった子らが、ニコニコで遊んでるってデータ知らんのだろな。私も知らんかった。

コメントするだけで光を浴びれるんだよ。コメ職人とか、豆知識とか。創作をしたこともない人間でも、コメントを残すことで、動画を彩って、観た人が感動する切っ掛けを増やす。ニコるって機能、ボタン1つでコメントに感謝を送れるんだよ。本当に最高で、復活してくれたくりたさんには、感謝しかない。ニコニコは未成年も収益化すらできるんだ、知らんでしょ?登録者数何人以上とか条件すらない。この凄さ。私も確認して、思った以上でビビった。(保護者の許可があればOK)

ニコニコが不死鳥のように、色んな世代、ダンスや歌、絵描きに声真似、魅せプレイにクソゲーと良曲、大工にサバゲーに格闘に学問、政治にホラーに都市伝説、そんな全てを巻き込んで、素敵を爆発させて、少しだけ、ニコニコを日々に降り注いでくれる。そんな日を、心待ちに、応援しております。

ニコニコ動画は現代のオトナ帝国?
深く掘る程、突き抜けて、最高です。

これ、どこに着地したのだろ。地球の裏側かも知れない。

謎だけど、心が少しでも晴れたら幸いです。お休みなさい。Xのトレンドって変よね。buzzyに変えてイーロンさん、Zzz。。..


校正してて思った。もしかしたら、ある種、このパンドラの箱みたいな郷愁の中に、現代で失われた生きる意味が、存在するのかも知れない。ひろし、と、違った、また別の、あなたの―― …わたしの――

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?