見出し画像

【ハロー!SDGs】SDGsってナニ?

●SDGsってナニ?

あくまで僕の解釈になりますが、SDGsは、すべての人が人間らしい暮らしを続けられる社会を作ろうという世界目標です。

世界には、貧しさや飢餓に苦しむ人、学校にいけなかったり、ひどい性差別を受けている人たちもいます。プラスチックゴミや産業廃棄物が大量に廃棄され、海や山、空気や地下水にも影響が及んでいます。

日本でも、いくら働いても生活が楽にならない、過酷な環境で長時間働かされ、精神的なダメージを受けている人も少なくありません。

発展途上国だけでなく、先進国も含めた世界の人々が、いろんな問題を抱えている。それらを解決するために、自分たちが今できること、今後やっていくべきことは何か。

自分たちのことだけでなく、周りのこと、環境のことにも関心をもち、つながれる人たちと手をとりあって、2030年までにより良い世界を作ろう!という宣言です。

これは、国連や各国政府だけでなく、世界で述べ1000万人の人たちが関わって決めたことであり、とても画期的なことです。

note
<SDGs>
・Sustainable Development Goals(サステナブル・ディベロップメント・ゴールズ:持続可能な開発目標)
・「我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ」
 ※アジェンダ:行動計画
・2015年9月25日、世界193の国連加盟国によって採択。策定には延1000万人が関わる。
・2030年までに達成を目指す17の目標・17の目標には、具体的な169のターゲット(行動目標)、232のインディケーター(評価指標)が紐付く。

●「誰も取り残さない」がSDGsのスローガン

SDGsアジェンダの宣言第4節の冒頭は「この偉大な共同の旅に乗り出すにあたり、我々は誰も取り残されないことを誓う」という書き出しで始まっているそうです。

「誰も取り残さない」この言葉に出会ったとき、僕は衝撃を受けました。本当にそんなこと言っていいのだろうか?できるのだろうか?でも、それを言い切ってしまうほど、多くの人が本気で、未来に希望を見出そうとしている。そのことが嬉しく思えたことが今でも記憶に残っています。

経済的に豊かだと言われる日本にも、自ら命を絶ってしまう人が3万人もいらっしゃいます。経済格差が広がり、どれだけ働いても生活が楽にならないと嘆く人も少なくないようです。

世界に目を向けると、1日1.9ドル未満で暮らす人が7億3500万人、過酷な児童労働を強いられる子どもたちも1億500万人を超えると言われています。日本には日本の、途上国には途上国の事情がありますが、実はそれらはまったく関係のないことではないようにも思えます。それは、新型コロナウイルスが一気に世界に広がっていったように、世界はぼくが想像する以上に密接につながっていて、現代にあっては、世界のすべては何らかの形で繋がっていると考えた方が自然なように思えてきたからです。

そのことを自分に置き換えてみると、自分さえよければという考え方では、自分は幸せになれないということも、教えてくれているような気がします。

「自分の幸せ」は、「自分たちの幸せ」を目指すことで、たぐりよせることができるでのはないか。それは、今までの価値観のありようとは少し違うように思います。

世界は密接につながっていて、これからの豊さや幸せも世界とつながっているということを、SDGsを通して教えてもらっている気がします。


note
・誰も取り残さない:No one will be left behind.


●17の目標から選ぶ

SDGsには17の目標があります。自然環境のことから、社会的なこと、経済のことまで、僕らの暮らしのいろんな側面に関わりがあります。

これらをすべてを2030年までに達成するとなると、1つでも難しそうなのにムリ!と思ってしまいがちですが、目標は選ぶことができます。

自分が勤める会社、暮らす自治体や地域コミュニティなどで、取り組みたいことや、取り組むべき目標を選び、その実現にむけて活動していけるのです。

中には、SDGsよりも以前から、取り組んできたことがあるのかもしれません。一方で、取り組んで行かないといけないとは思っているけど、なかなか踏み込めない。そんなこともあるのだと思います。

僕の場合は、印刷関係の仕事をことをしているので、紙や印刷といった自然環境に対する取り組みには興味があります。そして、以前から旅を通じて関わり、支援もしてきた途上国の貧困問題や医療問題にも、大きな関心があります。

世界を旅するたびに、自分の力の無さを痛感します。しかし、非力であっても、無力ではない。そう信じたい。
誰かのために、そして自分のためにもなることを17の目標から選べるようになりたいと思っています。

<17の目標>
1.貧困をなくそう
2.飢餓をゼロに
3.すべての人に健康と福祉を4.質の高い教育をみんなに5.ジェンダー平等を実現しよう
6.安全な水とトイレを世界中に
7.エネルギーをみんなに、そしてクリーンに
8.働きがいも経済成長も
9.産業と技術革新の基盤をつくろう
10.人や国の不平等をなくそう
11.住み続けられるまちづくりを
12.つくる責任、使う責任
13.気候変動に具体的な対策を
14.海の豊さを守ろう
15.陸の豊さも守ろう
16.平和と公正をすべての人に
17.パートナーシップで目標を達成しよう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?