見出し画像

#3 ロールモデル探しの旅(1)

こんばんは。

突然、180日後に部長になることが決まった平社員のココリコです。

突然の内示から、一夜明けまして。 

家族とはしっかり話し合いができ、プライベートにおける、準備すべきこと(家事や育児の外注)は、見えてきました。

その上で、仕事をこなすために必要なスキルをハイスピードで身につけなければいけません。

会社はもちろん、必要となる 「トレーニング・プラン」を作ってくれます。
でも、ゴールデンウィーク目前だし、優雅にプランニングしてもらうのを待っているのは勿体無い。

世代が世代なもので(!?) まずは本でも読んでみよう、と書店へダッシュ。誰か、自分と同じような環境で上手く乗り切っている人が居ないものかと、ロールモデルを探すつもりで、「女性」「リーダー」「管理職」「はじめて」で検索し、ヒットする書籍で在庫のあるものを片っ端からカゴに入れ、レジへ向かいました。

————

それから数日間、夜を徹してとにかく、読む、読む、読む。

そこで気付いたことがあります。

「あまり、役には立たない!笑」

とは語弊がありますが、何と言ったら良いか、私にはしっくり来ませんでした。

これは個人的なものの見方ではありますが、たぶん、現状存在する女性管理職の書籍というのは、「女性の管理職」の絶対数の少なさゆえに、過分に本人の体験談に基づくものが多く、同じような環境に置かれている人には共感しやすいものの、私のようにそうでない場合には、なかなかすんなりと「目から鱗が落ちました」という風にはなりにくいのかな、と感じました。

ひとえに女性管理職といっても、社会的立場や企業風土、学歴、職歴、キャリア、など様々で、細かなノウハウというのは、やはりロールモデルを探すよりも自分で、創っていくしかないのだな、ということに気が付いたのです。

今まで、ロールモデルがいない、ということを嘆くことが多かったのですが、この数日間の書籍漁りの旅を経て、ロールモデルを探すことをキッパリと、諦めることにしました。

かと言って、書籍を蔑ろにするわけではなく、ロールモデルではなく、 «普遍的な何か (マネージメントの基本となるだけでなく、働く上で拠り所となる考え方) »のヒントは得られると思っています。

私には、新入社員の時から、迷った時には読み返すようにしている本が2冊あります。

・生き方 (稲盛和夫)
・論語と算盤 (渋沢栄一)

です。
どちらも、人生の大先輩におすすめされて読み、ずっと傍で、迷った時にヒントをくれる存在となっています。
読むたびに、付箋をつけるページが異なるのも面白いところ。その時その時で、必要な言葉って変わるんでしょうね。

転職してから2年弱、この本たちを開くこともなかったことに気がつきました。
初心に返って、まずはこの2冊、読み直してみたいと思います。
前回とはまた、違った気づきがあること必須です。

今日はこの辺りで。

この記事が参加している募集

転職体験記

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?