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一番「おいしい」ところはどこですか?

どの位置でどの価値を攻めるのか

いきなり本題です。こんにちは。今週の「COCOLの軌跡」はどこをビジネスとするか。について考えていきます。

これまでも何度か残してきたように私たちのCOCOLは、やりたいことや実現したい夢がとても多く希望に溢れた会社。
でもそれ、ビジネスにとっては実はとても厄介。スタートアップにおいて大切なのは「わかりやすいビジネスモデルであること」だ、とお世話になりすぎているSanBonLineのお二人からはもう何度も、何十回も何百回も言われている。笑

そこで今週テーマになったのが「どの位置でどの価値を攻めるのか」

私たちの資源となるものには全て限りがある。お金も時間も体力も。限られた資源で最大限の効果を産む。そこをビジネスの核にすることがとても大事。

一番おいしいところはどこ?

では、一番体力を使わず資金も抑えられるところはどこだろう。と考える時に私が大切にしたいと思ったのは、相手にとってもおいしいと感じてくれる部分の共通項。

ビジネスの基本として、求められているからこそ価値が生まれる。自己満足で「ほらほら、これ美味しいよ」と作ったお料理を提供した相手が「うぅ」となってしまっては何の意味もないし価値はない。
「美味しい!これは誰かに伝えたい!」と思ってくれれば自分が考えた以上の価値が生まれる可能性がある。

ただ、美味しいと思ってくれても、普段作り慣れてない人が、料理のために近くでスーパーで買えない食材を使い、特殊な機械が必要で、何日も準備してエネルギーを費やしすぎたお料理だとしたら、いくら相手が喜んでくれても続けられない。「喜んでもらえて嬉しい!でもこれは最初で最後。私は金輪際同じものは作りません。」という気持ちであればいくら価値があっても提供し続けるのは無理!

ここで大切なのが、おいしさ+少ない資源(私の中では、強みを活かして自然で提供できること、だと捉えている)の両方なのだと実感する。

お腹が空いた人に魚をあげるか釣りを教えるか

ビジネスの世界では有名な例え話だとのことだが、今回に限らず私たちが路頭に迷っている時にSanbonさんは様々な方法でお腹を満たそうとしてくれる。

なぜなら、私とりかの思考のタイプも違うし、自分の中に落とし込めるタイミングも違う。ただ二人とも考えることが好きだし、何かをきっかけに発想を膨らませることはとても得意。そこをうまく活かせるようにあっちこっちから思考を刺激してくれる。

今回の魚の例でも、魚を見て食べることで味を感じて納得できる部分もあれば、釣り方を教えてもらえることで考え方の要素を学ぶ部分もあった。要はどちらも大事。使いわけが大事。バランスが大事。

宿題はセグメンテーション・STP

具体的に誰においしいと思ってもらいたいのか?そこを考えてくるのが次の宿題。誰に一番おいしいと感じてもらえるか。その方々に何を提供すれば最大限の効果を生むことが出来るのか?

正直COCOLのおいしいところはたくさんある。
本当はたくさんの方においしさをお届けしたいのだけど、まだまだスタートアップ。いきなりたくさんの方に伝えるのは難しい。一人ひとり個性間違えば考え方も価値観も違う。
でもそれが大切で、その違いをCOCOLは大切にしたいと考えている。だからこそ、届ける相手に確実においしいと感じてもらえるよう、ビジネス脳を鍛える旅は続く。

文:COCOLコーディネーター
りんこ

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