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2021年映画鑑賞振り返り〜総論編〜

こんにちは、ココです。
最初の投稿は、2021年映画の振り返りから!

さーて、まずは何を見たか、filmarksの点数とともに鑑賞順に振り返り。

全部で11本!2020年は、ちょっと映画館に行くのを控えてしまったのと、気持ち的にもあまりのらなくて、少なめだったけど、2021年は、以前のペースに戻ってきました。ただ、私的変化としては、今年は邦画が多かったかな。「観たい」と思う邦画が多かったし、ちゃんとそれぞれよかったので、マイ邦画あたり年でした!

ベストスリーは
1位 「すばらしき世界」
2位 「竜とそばかすの姫」「ドライブ・マイ・カー」同率

という結果に!いや〜「花束みたいな恋をした」もよかったのだけど、4位でしたか。(自分でつけたんだけど。)これはあれだな、filmarksは観た直後のレビューなんだけど、「花束〜」は後からじわじわ良さが染み渡ってきたので、その結果かもしれない。

「すばらしき世界」は文句なしの1位!何度振り返っても、良い作品でした。万人におすすめできるものではないし、間違っても今元気じゃない人は回復した後に観てほしい。最後まで観てしまったので、私ももう一度見るには気力が必要なのだけど、社会派映画の良作でした。役所広司さんの迫力がすごいのはもちろん、個人的一押し俳優の仲野太賀さんの熱演がよかったですね。二人で並んでお風呂入るシーンはムネアツ。

アカデミー賞風に「すばらしき世界」が作品賞、「花束〜」を脚本賞とするならば、「竜とそばかすの姫」は作曲賞、「ドライブ・マイ・カー」は編集賞でしょうか。
「竜とそばかすの姫」はミレパのUの影響力満点のオープニングから中盤の歌唱シーンなど、音楽性の高い作品で、図らずもドルビーアトモスで観て正解でした!ストーリーは完全に美女と野獣だったけれど、ストーリーそのものよりも「新しい映像体験」という感じでしたね。
「ドライブ・マイ・カー」は、久しぶりの超長編。1時間のドラマでも飽きられないように必死なのに、今どき3時間なんて!と思ったけれども、映像と音声の緩急や、主人公の目線で盗み見しているような撮り方、意味深な劇中劇のセリフなど、工夫が満載で退屈する暇がなかったです。

さてさて、長くなりましたが、今年は激アツ邦画が盛りだくさんの1年でした!2020年のコロナ当初、エンタメは不要不急だ、などと言われて傷きながらも苦労して公開にたどり着いたアーティスト達の渾身の表現だったのではなかろうか、と思っています。

来年もエンタメの未来に幸あれ。


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