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限られたスペースでもできる!ストレッチで血行促進!

ご覧いただき、ありがとうございます。
昨年はnoteを開始し、多くの方にフォローならびにスキをいただき、誠にお世話になりました。本年もどうぞよろしくお願いいたします🙇

被災した地域の皆さまには心よりお見舞い申し上げます。

避難所生活は、限られたスペースの中で身動きが取りづらくなっていること、精神的な不安が強く体も動きづらくなっていること、相当なストレスが加わっていることが多いです。
このような状況では、エコノミークラス症候群に陥りやすいといわれています。この症候群は、長時間同一姿勢でいることで血流が悪くなり、滞った血液が固まり、血管を塞ぐ可能性が高まります(血栓症)。多くの場合は肺の静脈で詰まることが多く、息苦しさや胸痛、動悸などの心肺系の症状が現れます。
時季的にも冷えが強く血流が悪くなりやすく、体も動きづらくなります。

そのため、こまめなストレッチをお願いいたします。
以下に示すストレッチを特にオススメいたします。

長座体前屈

太ももやふくらはぎの裏を伸ばします。【20秒×3回】
〈効果〉
・脚の裏側を通る静脈の還流を改善します。
・腰痛や膝痛の予防になります(骨盤と膝をつなぐ筋肉を伸ばすため)。

つま先立ち(ヒールレイズ・カーフレイズ)

つま先立ちをして、ふくらはぎの筋肉を動かします。【1セット10〜20回】
立位でなくてもOKです。座位でもOKです。つま先が床についていなくても足首や足の指を曲げ伸ばしを繰り返すだけでも良いです。
〈効果〉
・むくみ予防、改善
・下半身の血流改善

体の側屈

背筋を伸ばした状態より手を天井に突き上げながら、体を横に曲げます。
【左右・10〜20秒×3回】
〈効果〉
・腰痛や肩こりの予防、改善
・上半身の血行促進

肩回し

肩に手を置き胸を広げます。肘で大きな丸を描くように肩を前・後に回します。【前・後10回ずつ】
〈効果〉
・肩こり予防、改善
・肩、首周りの血行促進

今回は手軽にできるストレッチを紹介させていただきました。
エコノミークラス症候群の予防には、ストレッチの他にもこまめな水分補給やゆったりとした服を着ることなども有用です。
気分転換に屋外を散歩することも良いと思います。

辛いことが多いとうつ向き姿勢になってしまうかと思います。うつ向き姿勢は肩こりや腰痛を起こしやすく、それらがまた気分の落ち込みや不快を招きます。
先に紹介したストレッチは、そういったことへの予防にもなります。

人は顔の向きや姿勢を上向きに変えるだけで、ポジティブな気持ちになりやすいといわれています。太陽光を浴びるのも良いです。

まだまだ大変な時間が続いてしまうかと思います。
被災による二次的な被害に陥らないように、どうかご無事にお過ごしください。

オフィスや乗り物等でも応用できますので、被災地域に限らず、ご参考いただきますと幸いです。