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山・湖・雪。大自然が魅力の尾花沢。

地方暮らしに関心を持つ人が増えています。内閣府が2020年に実施した調査によると、東京23区在住者(20歳代)の47.1%が地方暮らしに関心があると答えています。地方移住への関心理由でもっとも多いのは「人口密度が低く自然豊かな環境に魅力を感じたため」で、28.8%でした。

そこで今回移住先としてご紹介するのは、山形県尾花沢市。登山が楽しめる美しい山々、四季折々の自然が楽しめる徳良湖、銀山温泉を白銀に染める雪化粧など。自然あふれる環境が魅力のまちです。移住先選びに迷われている方は、尾花沢を候補地のひとつにしてみてはいかがでしょうか。

山と湖、そして雪


山形県は、面積の72%を山地が占めており、山がとても身近な存在。県名の由来は山の近くを意味する「山方」に由来するとも。尾花沢市には、御所山、翁山、二ッ森、大平山、御堂森の5つが「やまがた百名山」に認定されています。登山好きにはこの上ない環境です。

徳良湖
百聞は一見に如かずということで、まずは「徳良湖」「徳良湖オートキャンプ場」をinstagramで検索してみて。四季折々の自然を肌で感じられる湖畔での暮らしを想像すると、ウォールデンの『森の生活』を彷彿させます。花笠祭り発祥の地としても有名です。


尾花沢は、越後高田、飛騨高山と並んで「日本三雪」と称される豪雪地帯。真っ白な雪で彩られた温泉街に、ガス灯のやわらかな灯りが輝き、なんともエモい雰囲気になる冬の夜の銀山温泉は必見。温泉街から延びている散策コースがあるので、散歩も温泉も楽しめるまちです。

クリエイターはなぜ地方に移住するのか

地方移住の先輩たちは何を考えて移住したのでしょうか。アパレルブランドSON OF THE CHEESEのデザインをはじめ、サンドイッチ店BUY ME STANDの立ち上げなど、東京カルチャーシーンを牽引する山本海人さん。2019年に地方移住しながらも東京を仕事の拠点とし活動されています。

移住のきっかけは病気。手術で一命と取りとめた経験から、働きすぎだった日常を見直し、ゆるめに暮らして病気にならない方が良いと考えたのだそう。移住先ではじめた釣りは、ちょうどよくリハビリになっていて、メディテーションのような感覚もあるのだとか。

ひと昔前なら、地方移住は都落ちのように捉えられていた節はあるかもしれません。でも働く場所の制約がなくなりつつある今、山本さんのようにローカルで自然のリズムとともに暮らすシンプルライフをおくりながらも、東京のど真ん中でトレンドを仕掛けるなんていうことも可能に。

都心での暮らしに少し息苦しさを感じていたり、何か人生を変えたいと思っていたり。もしかしたらそれが地方移住の「きっかけ」になるかも。ローコストで自然とともに暮らすことと、その正反対ともいえる都会での華やかな仕事は両立できる時代になりつつあります。


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