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またも誕生日がやってきた

今日は私のン回目の誕生日だった。もう誕生日を喜んで迎えるという気は毛頭なく、できれば忘れていたいような日。しかしどうあがいても、誕生日は毎年必ずやってくる。

でも本当は、誕生日って感謝しないといけない日なんじゃないかなぁ。だって誰でもそうだけど、明日が無事に迎えられるという保証はない。今日おやすみなさ〜いとベッドに入っても、明日はもう目覚めないかもしれないのだ。明日起きるのが当然と思っていたら、というのはよくあること。今日も生きて目を覚まして、気持ちよく朝が迎えられるというのは、本当はとってもメデタイことなんじゃないかなと思う。

そう思うと、やっぱりもういくつになったかカウントしたくない誕生日であっても、今日まで元気に過ごしてこれたこと、朝、気持ちよく目覚めたこと、久しぶりに晴れて外を歩くのが心地よかったことなど、幸せに思えるタネはいっぱいあるのかもしれない。死んだふりをしてる場合じゃないかも。

幸いにも今日も元気だし、気分もいいし、外を歩いているとき、なんだかとっても幸せで。お花屋さんに行ったら、きれいな花がいっぱい飾られていて、楽しく選んだりして。いつもはマロンちゃんのためだけに買うお花を少しだけ自分のために買う気持ちにもなって。そんなこんなのハッピーな時間が過ごせて。

生きているといろいろなことがあり、いつも機嫌良くもいられないことが多い。どちらかというと、嫌なニュースも多くて、気分が落ち込みそうになったり。相変わらず自分の状況も変わらないし、良くなっている気配もない。それでもたまには誕生日を迎えたことを正面から受け止めて、自分にとっての幸せの意味を考えるのも悪くないかなと思う。

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近くの小さな森で咲いている紫陽花。かなり色がついてきた。この森には蕗まで生えている。昨日、採っている人がいて初めて知った。懐が深い森なのかもしれない。

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