見出し画像

緑茶と珈琲どっち?

アメリカ人の4人に3人(73%)が毎日コーヒーを飲んでいます36%の人が1日に3〜5杯のコーヒーを飲んでいます
51%の人が週に1回以上コーヒーを購入している。

アメリカ人に限らず他国や日本でも
多くの人が最低でも1日1杯の珈琲を飲んでいますが
緑茶が優れた飲み物であると考えています。
緑茶はコーヒーよりも健康的であるという考えは
何年も続いているのです。

どちらもポリフェノールと呼ばれる抗酸化物質
特に豊富に含まれています。
ポリフェノールがその効能と風味の多くを担っているのです。
エピガロカテキンガレート(EGCG)
クロロゲン酸(CGA)
緑茶やコーヒーに最も多く含まれるポリフェノールで
研究により、強力な抗がん作用があることが
示唆されています。

例えば、EGCGは腫瘍の成長および転移を阻害し、
腫瘍細胞を死滅させる可能性があります。

その抗炎症作用は
がんの発症に関与する慢性炎症を予防することが
期待されます。

CGAは腫瘍の成長を抑制し、
がん細胞の死滅を促進するようです。

緑茶に含まれるEGCGは
頭頸部腫瘍・肺がん・前立腺がん・乳がん・大腸がん・膵臓がん細胞に対して有効であることが研究で
示唆されています。
コーヒーのCGAは
肝臓がん・子宮内膜がん・皮膚がんに対して
有益な効果をもたらす可能性があります.

CGAは、血中トリグリセリドレベルを調整し
細胞がインスリンに反応する方法を改善することにより
心臓の健康や血糖コントロールに役立つと考えられています。

緑茶と珈琲のカフェイン含有

緑茶がより良い飲み物と見なされる主な理由の1つは?
コーヒーよりもカフェインが少ないのです。
8オンス(240mL)のコーヒーには96mg
またはそれ以上のカフェインが含まれています。
同量の緑茶には29mgのカフェインが含まれている。
ただし、抹茶は茶葉を粉末にしたもので
水に懸濁液として飲むので
カフェインの含有量が高くなります

カフェインの含有量は健康状態を気にする人にとって
重要な考慮事項です。
また、珈琲にクリーム・砂糖・フレーバーシロップを
入れて飲むのが一般的ですが
何も食べないうちに飲むとカロリーが高くなり
グリセミック指数(血糖値の上昇の度合いを間接的に表現する数値)が上昇します。

緑茶に含まれる抗酸化物質の利点について

緑茶にはカテキンがたくさん含まれていて
関節炎、炎症、がんと戦うのに役立つ抗酸化物質です。
カテキンは心臓全体の健康状態の改善にもつながります。
緑茶は紫外線によるダメージから
肌細胞を保護するだけでなく、脳の健康を促進し
気分を改善し、ストレスを軽減するのに役立つ
アミノ酸が含まれています。

でもそれだけじゃないんです。
緑茶の脂肪燃焼力について何かを読んだり聞いたり
したことがあると思いますが、
それはすべて誇大広告ではありません。
緑茶には優れた抗炎症作用があります。
調査研究によると、緑茶は血糖値とインスリンレベルを
下げるのに役立つ可能性があり、これはインスリン抵抗性や過剰体重に苦しんでいる場合の大きな特典です。

緑茶が体に良くてコーヒーが体に悪い?

専門家の多くがコーヒーには
独自の健康上の利点がたくさんあると言っています。
コーヒーにも抗酸化物質も豊富に含まれており、
グルコース代謝の向上と炎症の軽減に関連しています。
コーヒーの研究はエネルギーレベル、精神的な覚醒
身体的パフォーマンスを向上させることも示しています。
また、2型糖尿病やアルツハイマー病などの
特定の病気のリスクを下げる可能性もあります。

コーヒーを楽しむときは節度が最も重要です。
コーヒーは大量に摂取すると健康上のリスクがあります。
不眠症・イライラ・高レベルのカフェインによる不整脈。
特にコーヒーを習慣的に飲まない人では
一時的な血圧上昇を引き起こす可能性もあります。

珈琲か?緑茶か?迷っているなら
カフェインは重要な考慮事項です。
不眠症・不安神経症・胃酸逆流症・高血圧などの
特定の症状がある人や妊娠中の人は
カフェインが含まれているため
緑茶とコーヒーの両方共に摂取を制限する必要があります

すべての珈琲や緑茶が同じというわけではありません。
オンラインや近所の食料品店で買うときは
不必要な添加物で高度に加工されていない
高品質のオーガニックブランドを選ぶのが最善です。

緑茶に含まれるL-テアニンが心を穏やかにする

L-テアニンは、
緑茶を含むお茶に自然に存在するアミノ酸です。
この化合物は脳に作用し、穏やかな覚醒感を増加させます。

緑茶やコーヒーのデメリットの可能性

甘味料・クリーマー・フレーバーシロップなどの添加物は、コーヒーや紅茶のカロリーや糖分を
大幅に増やす可能性があります。

カフェインが有益な薬物であっても、摂取しすぎると、
カフェインによる不安や睡眠障害などの
好ましくない副作用を引き起こす可能性があります。

カフェインの慢性的な摂取は、
覚醒度や不安感を高める可能性があることを
示唆する証拠があります。
1日400mg以上の大量に摂取した場合、
不安、パニック障害、不眠症状が悪化する可能性
がある。

人によってはカフェイン依存症に
つながる可能性があります。
カフェイン依存症の方は、カフェインの禁断症状があり、
有害な作用を経験しているにもかかわらず、
カフェインを使用し続けることがあります。

コーヒーに含まれるカフェストールやカーウェオールなどの天然オイルが、血中コレステロール値を
上昇させる可能性があることを示す証拠があります。

緑茶とコーヒーは、どちらも健康的で安全です。
緑茶は、
不安や不眠症の人にはより良い選択かもしれません。
対照的に、コーヒーは、
覚醒度や身体的パフォーマンスの向上を求めている場合に適しているかもしれません。


以上が緑茶と珈琲の一長一短です。
珈琲も緑茶もそれぞれに好まれる飲料です。
過度な摂取に気を付ければ生活に摂り入れる利点が
あるのです。少しだけ気に留めて楽しむと好いですね。

読んでいただき、ありがとうございました。

よければサポートお願いします! いただいたサポートはクリエイターとしての活動費に使わせていただきます!