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COCOA先生について

どうもこんにちは、COCOA先生です。首都圏の中高で教員をしているただの人です。このアカウントを開設した目的は以下の二点です。

① COCOA(新型コロナ陽性者との接触確認アプリ)を広める
② 新型コロナ流行の有無に関わらず、学校の実態を発信する


①COCOAを広める

 私がCOCOAの普及を目指す理由は「新型コロナウイルス流行拡大を抑え、子どもたちが学校へ登校できる社会に戻ってほしいから」です。

 8/10現在、都市部において新型コロナウイルスの流行は急速に拡大しつつあります。緊急事態宣言や外出自粛要請など行政もいろいろな手を打ったものの、いずれも一時的な効果を発揮するに留まってしまいました。緊急事態宣言が発出されていた時期はいわゆる「自粛警察」の存在もあって国内では事実上のロックダウンのような、現在の日本の法制度でできる最強の感染抑制策をとった状態となっていましたが、それでも自粛頼みの政策ではコロナウイルスを封じ込めることは叶いませんでした。

 このことより、私は「自粛要請」「緊急事態宣言×自粛警察」ではいずれの政策も一時的な感染拡大対策にしかならず、「流行拡大を抑えられる社会」は作れないと考えます。従って今後日本がコロナウイルス流行拡大へ立ち向かうには上記以外の手段を考えなければなりません。そう考えた時に、現在日本にある感染拡大対策の手段がこのCOCOAであると考えました。
 コロナウイルスの感染拡大対策には何よりクラスターを発生させないこと、感染者と濃厚接触した人を適切に隔離することが大切です。そのため自分はコロナウイルス感染者と濃厚接触しているか否かを知れるこのアプリが日本全国へ普及することは、クラスター対策、ひいてはコロナウイルス感染拡大防止に役立つと考えています。

 このCOCOAというアプリも使いようによってはかなり強力な感染対策ツールとなりえるのですが、悲しいことに厚労省はアプリを作って「ダウンロードをお願いする」という、自粛「要請」と変わらないレベルでしかこのアプリの使用を推進できませんでした。そのためCOCOAはあまり定着せず、従来の感染症対策の域を超えないような対策しかできないのが現状です。本来であれば厚労省など行政側がもっとPRや普及に尽力すべきだと思うのですが、昨今の政府を見ている限りそのような努力は全く望めそうにもありません。それならば、一国民の小さな声でもいいのでとにかく声をあげてみようと思い、その第一歩としてこのアカウントを作成しました。


②学校の実態を発信する

 私は学校で働く教員ですので、学校の抱える問題と日々向き合っています。今回のコロナ騒動でも「オンライン授業ならば学費を返還すべき」「オンライン授業をやらず課題が配布されるだけで困っている」「子供は学校に行きたがっているから、対面にしてほしい」「この状況で部活の大会をやるのはおかしい」など様々な問題が社会から学校へ提示されてきました。こうした問題は我々学校側と社会全体、そして各家庭とがしっかり連携して相互理解を深めたうえで解決していくべきだと考えています。

 しかし、学校社会は非常に閉鎖的な空間です。「授業は誰がどう作ってる?」「成績はどうやって決まる?」「部活の顧問がタダ働きって本当?」など外部からは見えない点があまりにも多く、そんな状況で「学校側の事情も理解してください」なんて口が裂けても言えないなと思ってしまいました。
 そこで、コロナ関係の問題に留まらず学校の様々な問題や実情を発信し、学校の内情をもっと世間に広めるためにこのアカウントと記事を作成しました。


 学校は未来ある生徒たちが学ぶ大事な場ですので、その場を整える事は我々教員だけでなく全成人の義務であると考えています。社会が一丸となって学校を変えていけるよう、このアカウントで学校の事をどんどん発信していきたいです。この発信によって社会全体の学校に関する認識が高まっていけば良いなあと思います。頑張って週に1度は更新したいな。

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