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ドラゴンクエストと私~ふっかつのじゅもんの時代から現在まで

こんにちは、クリスマスイブですが特に何も起きないCOCOA-MUのアカネです。
現状、何か突拍子もないことが起こった方が怖いので、平和が一番のプレゼントなのかもしれませんね。

今日のお題は「ドラゴンクエストと私」です。
お題を決めた切欠としましては、「子供の頃、クリスマスに何をプレゼントしてもらったかなぁ」と昔を振り返ってみて、「そういえばドラクエV、買ってもらった!」と思い出しました。
クリスマスプレゼントにしてまでドラクエが欲しくなるまでの過程や、それ以後のドラクエとの思い出をお話していこうと思います。

初めて目にしたドラクエはⅡ~ふっかつのじゅもんはきちんと書こう

私が初めて目にしたドラクエは、ファミコン版の「ドラゴンクエストⅡ」でした。小学生の時です。
幼馴染みのお兄さんが遊んでいたのを、幼馴染みと後ろから二人で眺めていました。
すると、お兄さんが幼馴染みに紙を渡して言いました。

「ふっかつのじゅもん、読んで」

ファミコン版をプレイされた方にはお馴染みかと思いますが、当時のゲームにセーブ機能はまだありませんでした。
その代わりに「ふっかつのじゅもん」等の、ゲームが進んだ部分までを再現するパスワードを入力することで、リスタート出来る仕組みとなっていました。

幼馴染みが紙に書かれたふっかつのじゅもんを読み終わると、場の空気が変わりました。お兄さんが明らかに不機嫌な顔をして幼馴染みを見ています。
そしてこう言いました。

「お前、呪文読み間違ってんだろ!」

小学生ですし、幼馴染みは賢い子だったので読み間違いはほぼない、と横にいた私は思いました。
もう一度、今度はお兄さんも紙を見ながら呪文を入力。

…二度目の入力でも、ふっかつのじゅもんは発動しませんでした。

つまり、読み間違いではなく、書き間違いだったのです。

幸い、少し前の呪文の紙があったのでお兄さんのダメージは少なかったものの、「ドラゴンクエストって大変だなぁ」というのが当時の私の感想となりました。

その後、従兄弟の家に社会現象を巻き起こしたドラゴンクエストⅢがあったので、少しだけコッソリ遊んだのですが、当時の私はセーブの概念がまだ分からなかったので、セーブせずにゲームを終えました。
結果的にコッソリ遊んでいたのがバレなくてよかったです。

後から従兄弟に何も言われなかったのですが、セーブが消えていなかったことに後々ホッとしたことを今でも思い出します。
セーブが消える音、本当に心臓に悪いですよね…。

我が家にドラクエがやってきた~きっかけは呪文下敷きと4コママンガ劇場

ドラクエⅢの発売からしばらく経ち、ドラクエⅣが発売された頃、我が家にもようやくファミコンの本体がやってきました。
私がゲームが好きだったこと(よく友人の家で遊びました)、年齢の離れた弟がゲームが出来る年齢に近づいてきたことなどが理由です。

ちなみに私が初めて買ってもらったファミコンのソフトは「ナイトガンダム物語」です。ナイトガンダム物語のカードダスが流行っていた時期ですね。
お陰様で高校生くらいになるまでミノフスキーって魔法だと思っていました。

話を戻しまして。
その頃には自分はRPGというジャンルが好きだなということは自覚していて、ドラクエにもとても興味を持っていました。
そんな折、クラスメイトの男子が持っていた下敷きに、ふと目がいきました。
ドラゴンクエストⅣのイラストだ、というのは分かりました。でも裏面は文字だらけ。何が書かれているのだろうと気になった私は、クラスメイトに話しかけました。

「その下敷きとても気になるんだけど、見せてもらってもいい?」

クラスメイトは少しビックリしたような風で、でも嫌な顔はせず、私に下敷きを見せてくれました。当時はまだ女子がゲームをすることはそこまで広まっていなかったので、少し驚いたのでしょう。
そして借りた下敷きの裏面の正体はドラクエⅣの呪文表だったのです。

メラ、メラミ、メラゾーマ、ホイミ、ベホイミ、ベホマラー…。
RPGには魔法や呪文があるというのは知っていたので、夢中で下敷きを読みました。どのキャラクターがどの呪文を使える、というところまで読み込みました。

「色んな呪文があるね!キャラクターもいっぱいいて楽しそうだね!」

クラスメイトにそう言いながら下敷きを返すと、今度は

「面白いやつ貸してやるから、放課後家に寄ってって」

と、言いながら笑顔で下敷きを受け取りました。
そのクラスメイトとは通学路がほぼ一緒だったので、二つ返事で了承し、放課後に彼の家にお邪魔しました。

「これ読んでみて!めちゃくちゃ面白いから!」

クラスメイトが貸してくれたのは「ドラゴンクエスト4コママンガ劇場」でした。当時はゲームの4コマ本がブームで、特にドラクエ4コマは人気が高かったのです。
クラスメイトから2冊ほど借りて家で読んでみると、ドラクエの知識がそこまでない私でも楽しめる面白さがありました。
柴田亜美先生や衛藤ヒロユキ先生といった、その後4コマ以外でも活躍される先生方との出会いもドラクエ4コマでした。

本を読み終わる頃には私はすっかりドラクエⅣに夢中になりました。自分でも4コママンガ劇場を買うようになり、誕生日かクリスマスかどちらかのタイミングで、とうとう我が家にもドラクエⅣがやってきました。
そしてドラクエⅣが私が初めてクリアしたドラゴンクエストとなり、今でも大好きなゲームの一つとなったのです。

ドラクエⅣクリアのその後~時代はスーファミへ

ドラゴンクエストⅣの後、ドラクエはスーパーファミコンでの展開になっていくことになるのですが、スーパーファミコンは弟の誕生日にやってきたのでそこそこ早く買った方だと思います。

色んなゲームをやり、同じRPGでも衝撃を受けたゲームが色々ありましたが(メガテンやWiz、FFなど)やっぱりドラクエがとても好きでした。
ドラゴンクエストⅤ、Ⅵは発売からそこまで時間を空けずに購入し、どっぷりハマりました。
特にドラクエⅤはモンスターを仲間にするのがとても楽しかったです。
どちらと言われるとビアンカ派ですが、フローラも好きですよ!

やっぱりドラクエは面白かった~ドラゴンクエストⅪの優しさ

ドラクエⅦ以降は遊ぶタイミングが合わなかったり、ドラクエⅧに関しては3D酔いが酷くて遊べず(この懸念があったので買わずに借りてお試ししました)ドラクエ離れをしました。
3Dダンジョンや、ローグライク、シミュレーションRPG等々、幅広くゲームを遊ぶようになったことも理由になります。

そして月日は経ち、ドラクエⅪの発売が近づいた頃。
ゲームニュースの一つとして、「あ~ドラクエⅪ、発売するんだなぁ」程度の認識はありました。
そしてドラクエⅪが発売されたのですが、当初は遊ぶ予定は全然ありませんでした。すると、ゲーム好きのTwitterのフォロワーさんが

「ドラクエⅪ、3DSなら2Dモードあるんで酔いませんよ!」

「えっ?」と一瞬戸惑いました。ドラクエⅪの前情報をほとんど入れていなかったので、3DSだと2Dモードとの切り替えが出来ることを知らなかったのです。

それなら私にもドラクエが遊べる!
フォロワーさん方もネタバレに配慮してくれつつドラクエの話を凄く楽しそうにしてる!
私も一緒にドラクエの話がしたい!

こうして私は3DS版ドラクエⅪを買いました。
何年振りか分からないぐらいのドラクエでしたが、過去にドラクエを遊んでいればいるほど楽しい仕掛けもあったりして、とても面白かったです!
クリアした後(クリア後要素も終わった後)、素直に口から出たのは「ドラクエ、やっぱり面白かった!」でした。

ドラクエⅪの2Dモードの実装は私にとっては遊びやすく、ドラクエⅪはとても優しい作りになっていたなぁと思います。

ドラクエⅫはどうなる!?~出来ればまたドラクエで遊びたい

今回はドラゴンクエストと私の出会いからほぼ現在までをお話してきましたが、いかがでしたでしょうか?
ドラクエは今でも思い出深く、とても大切なゲームです。

今年はオリンピックの入場曲としてドラゴンクエストが採用されたり、その後すぎやまこういち先生のご逝去の報が入ってきたりと、嬉しかったり寂しかったりしました。
すぎやま先生が生前「トルネコのテーマはコントラバス奏者さんがメインになれてとても喜ばれた」というお話をしていたことも、とてもいいお話でしたね。

そしてどうやらドラクエⅫが出るらしい、との情報。
きっとドラクエⅫは今までと違うドラクエになるのだろうなと思います。
プレイするかしないかは分かりませんが、ドラクエⅪのようにユーザーに優しい作りのゲームだとプレイ出来るので嬉しいなと願っております。

#ゲーム #ドラゴンクエスト #ドラクエ #ドラクエ#ドラクエ#ドラクエ

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