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進化するコミュニティ

こんにちは!COCOAのまおです。

先日、箕輪さんの講演会、そののちの懇親会での30分隣に座れるチケットを使うために別府に旅立ったものの、飛行機が濃霧で着陸できずあえなく成田に帰ってくるという切ない経験をしました。
しかし、

こんなリプ&約束を頂きました。(笑)
いつ使わせていただこうかな・・・。

というのは、前置きなのですが早速本題へ!

前回の彰さん祥一さんに引き続き佐渡島庸平氏の『WE ARE LONELY, BUT NOT ALONE.』を読んで考えたことをnoteにしていきたいと思います。

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今までは無我夢中だった

COCOAは「好奇心」と「仲間のやりたいことを応援する」の2本柱に今まで数々のプロジェクトを立ち上げて「楽しみながら」突っ走ってきました。
その途中たくさんの人を巻き込もうともしてきました。
しかし、結果的にその人たちをうまく巻き込むことが出来なかったのです。
どうしてもLINEのグループで発言できる人が元々いたメンバーなどに偏ってしまっていました。

なぜだろう?
私たちはうまく巻き込めなかった理由、うまく巻き込むためにはどうしたらいいのかを真剣に考えるようになりました。

「熱狂は最優先事項ではない」

前記のとおりCOCOAは「好奇心」と「仲間のやりたいことを応援する」を軸に集まって活動しているのだと思っていました。
しかしこれはどうもちがっていて、私たち元々いたメンバーがこの軸をもって熱狂出来ていたのはお互い親密な関係(N対Nの関係性)を築きCOCOAを安全・安心な場所と感じていることが前提にあったらしいのです。

確かに、COCOA全員が初めから仲が良かったわけではなく、ミーティングや打ち上げでただ「楽しむ」だけの機会をたくさん設けてきました。
ただただプロジェクト遂行のために集まったメンバーではなかったのです!

本に書いてある通り、「安全・安心の後の熱狂」とはまさにこのこと!
プロジェクトベースに人を巻き込むことは間違いではないが、プロジェクト遂行のみで繋がっていたゆえN対Nの関係が巻き込んだ人たちの間には足りていなかったのか。なるほど。
私たちは「新メンバーたちとそういった関係を築くのが先だ!」という結論に達したのです。

そしてこの仮定の検証については祥一さんの記事に書かれているので、
私はもう一つほかのトピックについて書こうと思います。

私たちが気づいていなかったこと

初期からCOCOAとしてトライアンドエラーを繰り返してきたメンバーと新メンバーとの間には「経験値」とプロジェクトに対する「感覚」の差がありました。

初期メンバーはある程度経験を積んでいるので新しくプロジェクトを立ち上げてもなんとなくすべきことがわかっていたり、意見の出し合いに慣れています。
一方、新メンバーにその感覚はない・・・。

プロジェクトのLINEグループに放り込んで他の初期メンバーと同じように自分で役割をとりにいかなければならない状況にしてしまっていたのです。

さらに、COCOAでZOOM会議をしているときある新メンバーが、「役割を与えられても高いクオリティを求められるんじゃないかと思ってしまう。初期メンバーたちは自分たちのやっていることがクオリティが高く、新メンバーにとっていかにハードルが高いことか自覚していない。」と言語化してくれました。

COCOAは「アップデート主義」ということは初期メンバーは理解しているので、高いクオリティのものを最初から求めているのではなく、むしろ未完成の状態でみんなに共有してそこからアップデートする過程を楽しむ!という感覚をシェア出来ていました。しかし、新メンバー間とはそれが出来ていなかった・・・。
ここでも初期・新メンバー間で認識の差があったのです。

COCOAが取り組んでいくべきこと

今までの気付きを含めて、次にCOCOAが取り組んでいくべきことは、

①差を埋めるべく、現段階で初期メンバーが自身とつながりの深い新メンバーのサポートをする。

②役割を与える。(同時にアップデート主義に慣れてもらう)
→LINEのメンション機能を用いて意見を求めるなどもこれに当たる。

③初期・新、新・新メンバー同士の交流を増やし、個人間の繋がりを濃くする。
→こまめにオンライン(ビデオ通話、ZOOM)やリアルで交流する機会を意識的に設ける。

まずはこの3つを試してみようと思います。そうすることで彰さん、祥一さんが書いている仮説を検証していきたい!!COCOAは「走りながら考え、進化するコミュニティ」なのです!!

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あまりまとまりのない文章でしたが、最後までお付き合いありがとうございました!

執筆 田中真愛

#コミュニティを考える


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