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#51 修学旅行の引率〜ツアーナース体験


ある程度日数は経ってしまったのですが、
自分の経験談と記録のため
残していこうと思います。

よろしくお願いいたします!

初めてのツアーナース

正確には看護師ではなく養護教諭として
修学旅行に引率したのですが...

今まではお泊まり保育で期間も短く
対象も年長(幼児)だったから、今回は
期間も長くて対象も大きい。

結論から言いますと、期間中は初日を除き
殆どは生徒の対応であまり観光できなかったなぁ
平和に過ごせてたら、もう少しゆっくり
いろいろ生徒と一緒に見て回れたのかな笑

基本は、2、3日目は団体から外れて
個別の対応、行動をしていました。

また後半は発熱者が続出、インフルエンザも
出てしまって、最終日には感染対策も
あまりできず、疲労もあって見事に
インフルエンザもらってしまいました笑

笑えるネタやオチもある中で、一度ここで
整理をして、自分の気持ちやその時の状況など
落ち着かせたいなと思います。

旅行前の事前準備

旅行に同伴したのは私と派遣で来た
看護師さん、2名。
クラス数、生徒数が多く、一度に全員が
同じ行程で動くこと。

旅行中に宿泊するホテルが最大で
3箇所に分かれることからを踏まえて、
私含めて3人の看護師で対応しました。

派遣会社を経由して看護師さんとも
事前の打ち合わせ。

教員間でも会議を設けて打ち合わせ。

生徒へは事前指導会にて、全体と
各クラスで指導。全体は私も参加。

あとは、保健室から修学旅行に向けての
主に健康管理での便りを配信。(PDF)

修学旅行前は初めてのことだったので、
緊張だったり、資料作りのプレッシャーなどで
朝早く目が覚めてしまったり体も
ストレスを感じていたのかな。
なんで引率を引き受けたんだろう、とか
変に責任感を感じてしまって
早く解放されたかった笑

飛行機に乗るため、ハサミなど救急バッグは
事前に荷物として送り、絆創膏など
応急処置で使えて機内に持ち込めるものは
ポーチとして持ち歩き、1泊目のホテルで
大元の救急バッグを受け取るまで過ごしました。

また、帰りも同様に最終日は朝に
救急バッグを学校あてに送ってしまったので
ポーチで持ち歩き過ごします。


前日はなんだろう、数時間おきに目が覚めて
体もあつくて、緊張とプレッシャーと?
ストレスとで、今までにないくらい体が
おかしかった笑
自分が体調を崩さないか心配だったな。
連日の打ち合わせなどでも疲れてたかも。

これが、旅行中の災いを予兆?してたのかは
その時は、わからず笑


いざ修学旅行へ!

初日は大体生徒は興奮気味で、基本元気。
ホテルまでは何事もありませんでした。

教員とのミーティングは、生徒が消灯して
担任が部屋を見回りしてから、
主に健康観察や気になる生徒の共有。

そこでさっそく前日に高熱を出して、
解熱剤で熱が下がってから旅行に参加している
生徒の情報が...

無理したのかな。行きたい気持ちはわかるけども。
すぐに様子を見に行くも、反応なし。
翌朝に行くと、まあ発熱はないしで様子観察。

それから、2日目の朝から続々と体調不良者が。
目が、まぶしくて開けられないとか、
飛行機に乗ってから耳が痛いなど。

その日は、県を跨いでの移動もあって、
移動先の某テーマパークにて生徒たちが
自由行動中に、私、引率にきたフリーの先生
添乗員さんが付き添って生徒の受診へ。

ひとりは、航空性の中耳炎。
飛行機に乗ると耳抜きができず、しばらく
苦しいそう。事前に健康調査では
何も書かれてなかったけど...。

それから、コンタクトレンズ不適切使用で
菌が繁殖して、眼球膜に虫食いのあと。
そりゃ、まぶしくて目が開けられないよね。

受診の結果から、ふたりは途中で早退に。
現地まで保護者の方にお迎えに来てもらうことに。

翌日、そのお迎えの対応で、生徒たちとは
離れて個別で移動。

その間に、また別の生徒が夜中に発熱、
受信したらインフルエンザ。
その子も即刻早退。

現地まで保護者の方にお迎えに来てもらうの
大変だなぁって。生徒たちも申し訳ないって
思ってた。でも、保護者は怒りもせず、
暖かく迎え入れて帰っていきました。

無事に保護者への受け渡しが終わったら、
団体行動に合流します。
(この時点で、お昼ご飯は食べられず
ひとまずお弁当だけ買って向かいます)

自由行動の生徒のために待機場所へ行き
万が一に備えようとしたら、
とある施設で急病人。
他のツアーナースさん達はお昼ご飯中。

本来向かうはずの待機場所から変更して、
施設へ向かい急病人の生徒を対応。

結局早めにホテルで休みましょうってことで
その子とホテルへ向かい、保健室の部屋にて
一緒に過ごす(お弁当買って良かった...)
その部屋で、お昼ご飯も済ませました!

いよいよ最終日を控えた前夜。
お風呂場で、誤って頭から出血。
縫合する怪我を負いました。
夜間救急にかかり、付き添います。

またコンタクト使用中の生徒で、
目が開かないって子だったり。

お風呂場でのぼせてしまった子。

また夜遅くまで騒がしくしてる部屋。

先生方の疲労もピークの中、生徒達は
何かとやらかす笑。

最終日朝は、起床時から生徒に呼ばれて
行ったら、急な発熱、体調不良者が続出。

すでに高熱で、部屋の中。
自分の感染対策も不十分な中(疲れてるし)
対応してたら、あっという間に出発の時間。

急いで朝食を済ませて、出発。

体調不良者は団体行動に合流のできない
高熱や怪しい子は、フリーの先生に預けて
個別での帰宅をお願いしました。

その後、観光をして無事に帰宅。

長かった修学旅行も無事に終わりました笑。
全員帰ってこられて良かったです。


帰ってからの話

旅行中に病院受診をした子は、後日
保険の手続きがあり(スポーツ振興)
しばらくは、その対応に追われてました。
情報や事実確認など。

また、まんまとインフルエンザがうつり
翌週は丸々休みました笑。

あの状況では防ぎようがなかったし...
初インフルでしたが、良い思い出です♩


大変だったけど、楽しかったな!
よい経験にもなりました。

また機会があったらやってみたいな。
修学旅行の引率またはツアーナース。

基本旅行は好きなので、いろいろと見られて
よい息抜きと気分転換にもなりました!

以上。
長々と書きましたが、私の体験談でした。

最後まで、ありがとうございます!

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