【猫噺#2】サバトラ猫の性格とか-
サバトラ猫は、日本猫(和猫)の毛色でポピュラーな一種。
性格はフレンドリーで陽気なタイプと、警戒心が強いタイプの二極に分かれます。
サバトラ猫の毛色
サバトラ猫(灰トラ、銀トラ)とは、日本猫(和猫)を毛色で分類したなかの一種で、虎のような黒い縞がある猫ですね。
地色が魚のサバのようなグレー(銀色)を特徴とする猫が、通称サバ(サバトラ)猫。
さらにお腹が白いのがサバ白です。
アメショーにも似た毛色が
アメリカンショートヘアー(アメショー)にも似た毛色があり、「シルバー・マッカレル(タビー)」と呼ばれます。
マッカレルはサバのことですが、この場合はトラ柄の意味。
日本人がイメージするサバは銀色のお腹が人目を引く特徴。
いっぽう西洋サバは背中にあるトラ柄のほうが目立ちます。
サバトラ猫の性格は2極
サバトラ猫の性格は、2極に分かれるとよく言われます。
明朗快活、陽気で人なつこい性格が特徴のサバ猫と、警戒心が強く神経質な性格が特徴のサバ猫です。
サバトラ猫はなぜ2極の性格になった?
猫の性格と毛色の関係は、まだよくわかっていません。
日本猫は、もともとキジ猫だったと言われています。茶系統のキジ猫が変化したか、外国から持ちこまれた洋猫との交配の結果によって、グレーの毛色のサバトラ猫が生まれました。
日本で元々キジ猫が繁栄していたのは、茶系統の色が保護色となって外敵から身を守るのに有利だったから。
サバ猫は、茶色の猫より目立つために敵に狙われやすかったので、警戒心を研ぎ澄ませて身を守る性格と、人間の懐に入り守ってもらうチャッカリな性格に分かれたのかもしれません。
【次回はウチの猫の噺 #3ちびちびのこと 】
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