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自分を取り戻す方法

「自分の心を、地球に探しに行こう」

たまたま耳にした、とあるスピ系Youtuberの方の言葉。

とても素敵な言葉だなぁと心に響いた。

視聴者からの質問で、
「自分の好きなことや、やりたいことがわかりません。どうしたらいいのでしょうか。」
という質問への回答が、

「自分の心を、地球に探しに行こう」
という言葉だった。

自分の好きなことや楽しいことがわからなくなったり、自分を見失い、自分がわからなくなってしまった時って、自分以外の価値観でがんじがらめになっていることが多い。
親、学校、会社、世間とか、自分以外の価値観で選択をして、自分の本心を押し殺してしまっている。

そんな風に、押し殺されて死にかけている「自分の心」を見つけ出すためには、外側じゃなくて自分の内側を「内観」することが何よりも大切なことだと思っていた。

だから、「自分の外側に『自分の心』を探しに行く」というコンセプトが、私にとっては新鮮で、爽やな風が吹き抜けた感があった。

具体的には、自分の「好き」や「ワクワク」のセンサーをONにして、冒険してみるということ。例えば、降りたことのない駅に降りて、知らない町をぶらぶらしてみる。そこで自分が「なんか気になる」と反応した喫茶店に入ってみるとか、流れてきた音楽に「この曲いいな」と反応したら、調べてダウンロードしてみるとか。

そんなちょっとしたことでいい。

小さな自分の「好き」という反応を拾っていくと、だんだん自分の輪郭がはっきりして核心に近づいていく。

大事なのは、「自分の心」や感覚を「主人公」にして、自分の外側、地球を冒険してみること。

このエンターテイメントに溢れた地球という星に、自分の好きなものや楽しいこと、心が動くことやこれやりたい!ってことがないはずない。
だから、宝探しするみたいに、自分の「好き」を探がしに、地球をワクワク冒険してみるのだ。

もちろん「内観」も絶対に必要なプロセス。
自分と向き合うことで、誰のものでもない、自分の本音や輪郭がわかってくる。

けれど、何事もバランスが大切。

自分と向き合い「内観」しても、自分がわからなくて迷走してしまうような時、ちょっと視点を変えて、

自分の外側に、この地球にどこかに、いつの間にか落としてしまった自分の心の破片を探しに行くのも、ありかもしれない。




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