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性教育について語ろう!:実施レポート 

みなさんこんにちは♪ COCOPORTAです!
9月30日(土) 高洲コミュニティセンターにて
「性教育について語ろう」を開催しました。

ゲストに認定NPO法人JASH日本性の健康協会代表のあみちえさんをお招きして、ざっくばらんに気になる子どもの「性」についておしゃべりをしました。


あみちえ流:性を知る第一歩は、生まれてきた奇跡から

子どもがどうやって生まれてくるのか?ちょっと想像してみてください。
「お腹の中で成長して、臨月になっら生まれるんだよね?」
「出産の時は、お母さんが必死になって産んでるだよね?」
だいたい、こんな感じのことは想像できるんじゃないでしょうか。
どちらかというと、お母さんの状態や様子をイメージしている言葉で、私もだいたいこんな事を思いながら、妊娠から出産のことについて考えてました。

あみちえさんは、この生まれてきた奇跡について
まずは精子と卵子の超奇跡的な出会いから、出産の時までに胎児がお腹の中で準備していること、そして、いざ世の中に飛び出すぞ!という時にこそ、赤ちゃんが赤ちゃん自身でがんばって、この世に生まれてきたことのプロセスを、とても優しくていねいに伝えてくれました。

性教育というと、どうしても言いにくい事を子どもにどう伝えたら良いんだろう?とか、よからぬものを見つけた時にどう対応したら・・・・
みたいなことばかりに注目してしまいますよね。

「生まれてきたことは、お母さんが頑張った!ってことだけじゃなくて、むしろ、生まれてきたあなた自身ががんばったからなんだよ。だから、もっと自分自身を褒めて、ハグしてあげて欲しい!」
生まれてきたことの奇跡をたどって、まずは自分自身を肯定的に考える。
私も、このお話を聞いた瞬間、自分に「すごいぞ、頑張ったね!」のエールを送りました。

生まれてきた奇跡をたどる

こどもからの性の質問に困ったら?

大人が子どもと性教育について話す事を躊躇することの一つに、親自身の事をねほりはほり聞かれたらどう答えようか?はずかしくて、とても子どもになんて言えない・・・
といった不安から、性についての話のきっかけがあっても、大人自身がその話題に対してスルーしてしまったり、話題をそらしたりしてしまうことってあると思います。
無視したり、聞いてないふりをするんでははくて、もちろん大人だって1人の人間だし、子どもに対してだからって話したくない事だあってある。
もし、子どもに言いたくないことが有ったら
「それは、私のプライベートなことだから、言わないことにしておくね」っということでOK。
たとえ親子でも、人と人であることや自分自身を大切にすることは大事なことだと気づかせてくれました。

性に関する書籍の紹介

大切なのは、自分を守るために自分をまずは知ること

参加者との会話の中で、「どんな言葉で褒められたらうれしい?」という投げかけがありました。
私も一生懸命、うーん、なんて言われたら嬉しいかなぁ〜っと考えていました。
ある人は「がんばったね!」
ある人は「すごいね!」
ある人は「ありがとう!」
褒められてうれしい言葉は、意外にも人それぞれ違っていて、一見どれも良い「褒め言葉」に思えるけど、本人にとってはその褒め言葉が負担に感じたり、逆にやる気を削ぐことになったりもする。

人は自分が行った行動にたいして、具体的に褒められたいのか?感謝されたいのか?が微妙にちがっているんだなっと思った。
私も自分なりに褒められるシチュエーションを考えて、たとえば仕事をがんばって早めに終わらせたりした時、「ありがとう」っと言われるよりも「仕事早いね!」って具体的に言われた方がテンションあがるなっと思ったり。

あみちえさん曰く
「私は褒めて欲しい言葉を相手に最初に伝えちゃいます。私は○○と言われると、とても嬉しくなる!って言っておけば、みんな私を褒めるときに、褒めて欲しい言葉で伝えてくれる。そうしたら、自分もとってもハッピーになれるから!」

褒め言葉を相手に伝えるっていう発想を考えたことがなかったのですが、どうせ人から褒められるなら、自分のかけてほしい言葉だったらテンションが上がりますよね。まずは、身近な家族から初めてみたいと思った瞬間でした。

「自分を大切にする」って、よく言われる常套句のようなものだけど、具体的に大切にするってどういうこと?というと、まずは「自分をよく知ること」なのだとあみちえさんは伝えてくれています。
自分を大切にすることが、自分自身を守ることにつながる。
そのための自分探求:自分がしたいこと、してほしいこと、嫌なことって何?
に向き合う時間をとってあげましょう。


最後に

お話の中では、子どもたちにどういう言葉で性のことを伝えるか?や、あみちえさんご自身の辛い体験などを交えての深い言葉など、時間があっという間にすぎていきました。
参加者のアンケートでは、
・こどもにもおとなにも理解しやすい内容で良かった!
・こどもや今日きてない家族にも聞いてもらいたい
・こどもにこのように伝えれば良いのか!っと勉強になった
・学校でも話してもらいたい
等の感想が寄せられました。
こんどは、こども向けの性教育についてを、あみちえさんとまた企画できたら良いなっと思っています。





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