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人生の教科書として持ちたい本

もう少しで4月も折り返し。皆さん、どんな気持ちで毎日過ごしてますか?私は先週ちょっと気持ちが落ち込んだりしてました、、

これはどうにかしないと、と思い始めたのがヨガ。ヨガっていいですね!体が動かせるのはもちろんだけど、なにより呼吸を意識するから心が落ち着く。参考までに私が見てるオンラインレッスンのせておきます!(週末はリアルタイムでもやってるよ)

では、今月2回目のnote書いていきます〜


どんな姿勢で仕事と向き合うか

5月。私たちの研修があり、配属先が決まり(予定ですが)、いよいよ仕事が始まる月です。

ただ、今月自宅待機という形になってしまったこともあって(もちろん仕方ない状況であるのはわかってます)、私は今まであった働く"ことへのイメージが少し弱くなってしまった気がします。

きちんと働くことの気持ちをつくるために、「仕事に対するスタンスを知りたい」。そのためには先人から学ぶのが1番じゃないか?そう思い、この本を読み始めました。


え、50年も前に刊行された本なの?!

121篇からなる短文集。短い文章の中にも著者松下幸之助の社会への思いが溢れ出ています。

なんとこれ、50年以上前に刊行された本。それなのに、全く古さを感じない。その理由は、"人としてどう生きるか"という1番大切で、いつの時代にも変わらない部分を書いたものだからだと感じました。そしてこの"人としての姿勢"が、仕事のスタンスを含む、全てのことに繋がっていると考えさせられます。

壁にぶつかって悩んだ時、何かに挑戦したいと思った時の指針になる、人生の教科書となる1冊です。

ちなみに量的には少ない本なのですが、本をあまり読んでこなかった(読んでも現代的な本ばかり)私にとっては言葉の意味を理解するのに時間がかかりました、、これもまた勉強。文学としてゆっくり読むことオススメします。


心に残り、気づきを得た3篇

ここからは私の好きな短文を3つ共有していきます。

①道

この道が果たしてよいのか悪いのか、思案にあまる時もあろう。なぐさめを求めたくなる時もあろう。しかし、所詮はこの道しかないのではないか。
あきらめろというのではない。いま立っているこの道、いま歩んでいるこの道、ともかくもこの道を休まず歩むことである。自分だけしか歩めない大事な道ではないか。自分だけに与えられているかけがえのないこの道ではないか。(本書10.11ページより抜粋)

私がしていることって合ってるのかな?なんだか急に不安になることってありませんか?私はよくあります笑

でも、これも自分にしかできない選択。まずは今、目の前のすべきことを全力でやり遂げて自分の"道"を進むことに全うしよう。それこそ"自分の道を正解にする"ことに繋がると改めて思いました。

②日々是新(ひびこれあらた)

年があらたまれば心もあらたまる。心があらためればおめでたい。正月だけがめでたいのではない。心があらたまったとき、それはいつでもおめでたい。
年の始めは元日で、一日の始めは朝起きたとき。年の始めがおめでたければ、朝起きたときも同じこと。毎朝、心があらたまれば、毎日がお正月。あらたまった心には、すべてのものが新しく、すべてのものがおめでたい。(本書34.35ページより抜粋)

全ては人の考えようによって変わる。心のどこかで「自宅待機、家にいるのつまらないな」と思ってしまう自分がいました、、

きのうはきのう。今日は今日。毎日気持ちを切り替え、自分の心を上手くコントロールしていくのもまた重要なことだと気づかされました。最近は、案外ヨガがこの役割を担ってるかもしれません。継続していきます。目指せ、"毎日お正月"。

③転んでも

「七転び八起き」ということわざがある。だが、七度転んでも八度目に起きればよい、などと呑気に考えるならば、これはいささか愚である。
一度転んで気がつかなければ、七度転んでも同じこと。一度で気のつく人間になりたい。
そのためには「転んでもただ起きぬ」心がまえが大切。
転んでもただ起きなかったのである。意地きたないのではない。真剣だったのである。
(本書122.123ページから抜粋)

今まで、「今年は失敗をたくさんすると思うけど、そこで落ち込まず頑張っていこう。」そう思っていました。

でも、それは社会人として当たり前のこと。もっともっと真剣だったら、転んでもその先でいくつも学ぶ。私も「転んでもただ起きない」姿勢で、何事にも取り組んでいこうと思います。


自分の引き出しに言葉を入れる

たくさんの学びがありました。ただ、お気づきの方多いんじゃないでしょうか。今までの研修やBookと今回の本。言葉の言い回しは違うけど本質は同じ。やはり、"素直で謙虚でいること"が仕事のスタンスとしては大事ということでした。

なんだ、そんなことか〜って思っちゃうけれど。いろんな人の視点や考えを知ることで、本質的なことが見えてくるし、考えを巡らせることで改めて自分の中に言葉が入ってくると感じました。

情報は選ばないといけませんが、この期間を使ってもっといろんなことに触れていこう!とそう思った日でした。

では、また書きます!最後まで読んでくださった方ありがとうございました:)



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