【質問回答】英検二次の面接対策として有効なのは？

「次こそは合格したい！」人を
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今回は、

「英検二次試験の面接で、面接官の質問にうまく切り返すことができません。オンラインレッスンをやり込んだほうが良いですか？」

というご質問に回答していきます。

切り返しがうまくできないと、どんな質問に対しても回答できる対応力をつけなきゃと思い、オンラインレッスンに走ってしまいがち。

ですが、質問への対応力をつけるためには、オンラインレッスンの前にやるべきことがあるんです。

■英語とスポーツは似ている

本題に入る前に、オンラインレッスンの位置づけについて整理しますね。

オンラインレッスンというのは、スポーツにたとえると「練習試合」になります（英検の二次試験は本番の試合）。

中学や高校でスポーツをされていた方はイメージしやすいかもしれませんが、地区大会や県大会の予選など本番の試合の前に、近くの中学、高校と練習試合を重ねます。

練習試合の前に野球であれば素振り、バスケであればシュート練習、チーム戦が求められるスポーツであればフォーメーションなど……日々の練習が大切だということは皆さん容易に想像がつくと思います。

スポーツと英語はとても似ています。

日々の泥くさい練習なしにどれだけ練習試合をこなしても、何も効果がないのです。

少し厳しいことをいうと、時間の無駄でしかない。

忙しい皆さんにとって、時間は命。

限られた時間で効率的に学習を進めたいですよね。

特に、「まさか一次試験に受かっていると思わなかった！」という方にとって、二次試験までの期間は2〜3週間しかないので、時間との戦いです。

■オンラインレッスンの前にやるべきこと

では、オンラインレッスン（練習試合）の前にやっておくといい日々の練習をご紹介しますね。

（1）二次試験の過去問から問題を選び、自身の主張を考えて紙に書き出す（ライティング問題から選んでもいいですよ）。

（2）その主張に対する反対意見を、思いつく限り紙に書き出す（少なくとも5個）。

（3）（2）の反対意見に対する切り返しの意見を考えて、紙に書き出す。

ご自身の主張に対する反対意見にどう対応するか、検討を重ねていない方が意外と多い。

実のところ、英検の二次試験で突拍子もないことを聞かれることはあまりありません。

よほど面接官がうなるような深い意見を言わない限り、自身の主張に対する反対意見を言われ、それに切り返すという機械的なやりとりが多いんです。

そのため、事前に面接官の質問を想定する練習ができているかどうかが大切。

私は海外営業という仕事柄、海外のお客様にいろいろと提案することがあります。

新人の頃、上司に口酸っぱく言われたのが、「この提案をした時に、相手がどういう反応をするか、考え抜いておけ」でした。

相手の対応を考え抜くことでどんな切り返しが来ても、落ち着いて対応することができるようになります。

反対意見に想像を巡らせる。

この準備なしにオンラインレッスンをしても、すでにお伝えしたように時間の無駄になってしまいます。

忙しい人こそ、事前準備をする。それだけで、英語学習の効果が2倍、3倍、10倍にもなります。

面接官の反対意見が怖い人こそ、事前準備から始めてみてくださいね。

ではまた！

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