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chitarophn
24.02.19 『同志少女よ、敵を撃て』
本屋大賞を受賞した、絶賛されている作品だ。
図書館で予約をしてから手にできるまで1年も待った。
しかし、この本を読んで待つ価値のある作品であったと感じたし、買う価値のある作品だと思った。
この作品の特筆すべき点と言えば、戦争作品でありながら、そこには絶望以外にも少女の成長や人々の信念が描かれているところだろう。
手に取るとその厚みに少し戸惑った。しかしページを開き始めるとそんなことが気にならなくなるほど読みやすい。どんどんページを進めるうちに、死と隣り合わせの世界で、主人公たちの美しい生きざまに魅了された。
登場人物ひとりひとりの物語がある。歴史に残る大きな戦争の中で戦った人々には、それぞれの物語が動いていたのだと気付かされた。
私は何のために生きるのか。
自分の信念は未だ見つかっていないが、それが見つかるようにアンテナを張り巡らせて生きていきたい。
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