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創作大賞2024参加作品「スリープ・オン・ザ・グラウンド」

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【完結済】創作大賞2024参加作品。 「スリープ・オン・ザ・グラウンド」 『某月某日、我々は|同森ヶ丘《どうもりがおか》中学校を爆破し宝を奪う』SNSに投稿された爆破予告と犯行…
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2024年5月の記事一覧

「スリープ・オン・ザ・グラウンド」第2話

「相変わらずクールだね~!紬希は。爆破予告と犯行予告がダブルで出されたっていうのに」  …

「スリープ・オン・ザ・グラウンド」第1話

 理解できない。どうしてこんな文章が沢山の人の注目を集めるのか。  私が寝る間も惜しんで…

「スリープ・オン・ザ・グラウンド」第3話

「……」  火縄君は不機嫌そうに席に座り直した。取り巻きの高倉君と星野君も渋々席に戻って…

「スリープ・オン・ザ・グラウンド」第4話

 男達が立ち去った後、私は土埃が酷いにも関わらずその場に尻もちをついてしまった。何度か深…

「スリープ・オン・ザ・グラウンド」第5話

 コンビニでふたりと別れた後、私は無言で帰宅した。そのまま2階にある自分の部屋に急ぐ。  …

「スリープ・オン・ザ・グラウンド」第6話

「あの空き教室が怪しくねえ?」 「やっぱり旧校舎じゃない?立ち入り禁止だけど」 「あの緑地…

「スリープ・オン・ザ・グラウンド」第7話

「えー……なんだ?ソーシャルネットワーキングサービスに書かれた噂に惑わされて宝探しをしている奴ら。すぐに止めるように。そんなことよりもな。勉強と部活動に力を入れた方が数千倍有意義だ」  大声でもなく怒っているわけでもないのに鬼山先生には迫力がある。低く、腹の底を震わすような声が生徒達の緊張感を高めた。  SNSをわざわざソーシャルネットワーキングサービスという辺り、きっと鬼山先生はSNSのことをよく知らないのだろう。そんなツッコミさえも許さない雰囲気が流れている。 「SN